新しい友達できた~♪

「じゃあ、次が最後ね!」


────────────────

次にオフコラボ、やるとしたらいつぐらいにしますか?


────────────────


「うーん、いつするかは決めてないけど、またやりたいね」


「また、やろう!」


「次はゲームがしたいな」


「まぁ、そこは次やるときまでに決めとけばいいでしょ」


「そうだね、よし、時間もいい感じだし終わるね!」


「またねー!」


コメント

:さらば!

:次、楽しみにしてます!

:お疲れ様!


そう言って海は配信を終了させた。


「ふぅ、やっと終わったー」


「あ、つっきーひどーい、そこは嘘でも楽しかったって言わないとー」


「だって、海が暴走しすぎだもん」


配信が終わる頃にはもう、海のことを先輩とは思わ無くなっていた、ほんとはダメな事なんだけどね、海って優しいからさ。


「だから!私はピュアだって言ってるじゃん!」


「はいはい、そうですか」


「もう、いい!」


海は不貞腐れた用で、俺のベッドに潜り込んでしまった。


会ってまだ、1日目なのに距離感おかしくないか?


「おい、俺のベッドに潜るなよ」


「ふふふ、つっきーの匂いがするー」


俺は毛布から出ている海の足の裏をくすぐった。


「ひゃ!ち、ちょっとつ、つっきーやめて、私、くすぐられるの無理だって!」


あ、こいつ墓穴を掘ったな。

俺は海の足の裏をさらにくすぐる。


「ひゃ、や、やめて、あっ、」


「だったら、ベッドから出るんだな!」


なんか、楽しくなってきたな。


「わ、わひゃったから、出るから、んッ、」


な、なんか俺が如何わしいことをしてるみたいだな。

俺が足の裏をくすぐるのを止めると海は逃げる用にベッドの端に移動した。


「はぁ、はぁ、やったなつっきー、私をくすぐったことを後悔させてやる!」


海は丸まっていた毛布から飛び出して俺をくすぐり始めた。


「どうだ!くすぐったいか!」


「いや、全然」


「なっ、じゃあここは?」


海はくすぐる場所を変えるが全くくすぐったくない。


「いや、全然」


俺がそう言うと海は飽きてしまったのか別の事をし始めた。


「何してんだ?」


「男の子の家に来たからには大人の絵本が何処かにあるはずでしょ」


「あぁ、机の引き出しに入ってる」


大人の絵本が分からなかった、俺は適当に答えた。


「え、簡単に教えて良いの?あっ!もしかして私が恥ずかしがってるのを見て、視線で私を犯すつもりでしょ!視姦だ、視姦!」


「は?、視姦?何だそれ?」


「やるんだったら、私はベッドが良い」


「なぁ、お前って頭のネジ何処かに落としてきたのか?」


「外れてないし!だってつっきーが視姦してきたから、私の要望を言っただけ!」


「分かった、分かった、で、お前はいつ帰るんだ?」


「適当に返事するな!それと今日は帰らないよ?泊まってく」


「はぁ?泊まるって着替えとかは良いのか?」


絶対に泊めるなと俺の中にいる何かが俺に訴えかけてきている。


「着替えならここにあるよ」


そう言うと海は何処から持ってきたのか、手には寝間着が握られていた。


「ちょっと待て、俺は男でお前は女だ、この意味は分かるよな?」


「別につっきーだったら私のあげて良いよ」


「そんなの冗談でもやめてくれ、第一俺とお前は今日が初めて会っただろ?」


「…そう言うことにしてあげる」


「はぁ、俺に拒否け─「あ、ちなみに拒否権なんてものは無いからね」


との事らしいので俺は海を泊めなければいけなくなってしまった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る