展示室02 江戸街並図(贋作)

贋作工場

現代

21世紀

西暦2054年3月収蔵


 実物は江戸時代後期の作。江戸時代後期にはそれまで大流行した役者絵や美人画にかわり歌川広重に代表される風景をモチーフとした浮世絵が次第に流行する。本作はその先駆けの時期に発表されたが、残念ながらほとんど販売は振るわなかったことが、絵師の日記※1からわかっている。(※1 展示室:『江戸時代の生活』にて展示中)

 本収蔵品は、2054年に発生した贋作事件により制作されたもの。

 贋作ではあるが、拉致監禁され強制労働をさせられていた芸術家により、技法、素材に至るまでこだわって作られており、きわめて再現度高く作られている。


 ・西暦2054年3月 文化財関連事件の押収品として収蔵

 ・(捜査のため展示取り下げ・再展示時期未定)

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