第27話 イケメンと噂
今日の学校は何やら騒がしい。特に女子が何やらヒソヒソと話しているのが教室でも沢山見られた。そしてそれに何やら俺が関係しているらしい。静かに過ごしたい俺にとってその不安要素は早急に潰しておきたい。でもあまりに情報が少ない。一体全体どうしたものかと考えていると翔真と良明に呼ばれたので向かった。
「なぁ、お前あの噂本当か?」
「噂? 女子が話してるやつか? 俺その噂すら知らないんだけど」
「噂っていうのはな、お前が雪宮さんの弱みを握って無理やり一緒にいさせてるとか沙耶さんと幼馴染は実は嘘だったとか戸ヶ崎さんに暴行を加えるとか」
「は!? 何それ? そんなのやってないんだけど!」
「「だよなぁ〜……」」
と二人は安心したのかハァとため息をついた。
「お前にそんなことやる勇気ないもんな」
え!? そんなこと思われてたの? ていうか勇気あってもやらないし! でも、いったいどこからこんな噂が、というかいつから流れてたのかすらもわからない。
「とりあえず噂は否定しておくわ。でも誰だかわからない以上お前も不審な動きはすんなよ?」
「あぁ。ありがとう、こっちも少しづつ出処さがすわ」
「OK。じゃ、とりあえず解散だな」
早く見つけて噂を断ち切らないと、そもそもなんで俺に噂なんかたつんだ? 俺特に目立ったことしてないぞ? 自分の頭をフル回転させても分からない。するとそこにとある人物が近づいてきた。
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