第16話 陰キャとバイト
俺は今行きつけの喫茶店に来ている。そして俺はコーヒーを飲んでいるわけではない。何をしているかと言うと、バイトだ。やはり自分の趣味や、こういう喫茶店にかようためにはマネーが必要だ。そして俺は、バイト中である。
「いらっしゃいませ。お水でこざいます。ご注文がお決まりになりましたらお呼びください」
そう言って俺はお客さんの席を離れた。今の俺の格好はかつらや丸渕メガネを外した元々の姿である。そして俺がこの姿で歩くことを何故か沙耶は嫌っていたので少しは自重したのだが……。
そんなことを思っていると、すいませーんというお客さんの声が聞こえたのでお客さんの方に。
「えっと、カフェラテと……。フレンチトーストください」
「かしこまりました。少々お持ちください」
こんな風に接客をしている。さっきのお客さんも、俺を見た時顔真っ赤だったな……。熱でたのかな? まぁ熱出そうなら来ないか。
店長がこれ持って行ってと、さっきの注文である、カフェラテとフレンチトーストを差し出してきたのでさっきのテーブルに持っていった。
「お待たせしました。カフェラテとフレンチトーストでこざいます」
俺はカフェラテとフレンチトーストをおき、店長の元へ戻った。すると、店長が慣れてきたねと言ってきた。俺がはいと答えると店長は笑った。カランコロンというドアの開いた音を聞き入り口へと俺は向かった。
「いらっしゃいまッ!?」
「も〜ちゃんといらっしゃいませって言ってよ〜」
店に入ってきたのは沙耶だった。俺、バイト先教えてたっけ?
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