第12話 陰キャとテスト
今週末、俺らの学校ではテストがある。それに向けて勉強をしているのだが、なかなか集中できない。なぜなら……。
「私がおしえるの! 優芽ちゃんはどっか行って!」
「私が教えるんです! 雪宮さんがどっか行ってください!」
優芽と雪宮さんが俺に勉強を教えてくれるらしく、誰が俺に勉強を教えるかで揉めている。別に教えてもらわなくても良いんだけどなぁ……。2人が揉めてるうちに俺は今日やった授業の復習をする。今日は何をやったっけなぁ。まず羅生門やったな! と国語の教科書を広げると2人が俺の方を見ておどろく。その顔に俺も驚いたのでどうしたと聞くと、「「慶太くん(さん)が真面目に勉強するとは思わなかった(思いませんでした)」」などと返答してくる。
「2人は俺をなんだと思ってるんだ?」
「「ネクラで陰キャのオタク。そして勉強も、運動も、出来なそうなやつ」」
「マジか……」
落ち込んだ俺をごめんと謝って慰める。別に怒ってないと言うと2人はとびきりの笑顔を見せてきた。やっぱり2人は可愛いんだよなぁ。
テスト当日、今は理科を解いている。俺はざっと問題を見て平均点は……、大体この辺かな? と問題を解いていった。そして、5教科のテストが終わり来週テスト返しだ。ちょっと楽しみだな……。
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