第10話   陰キャと妹

 今日は色々あった。朝は沙耶と学校に行くし、学校につけばなんか優芽が急に好きにさせるわとか言ってくるし……。なんなんだよ、俺彼女作りたくないのにさぁ。そんなことを自分のベッドに横になりながら考えていると、妹が俺の部屋に入ってきた。


「お兄ちゃん。そろそろご飯だよ〜」


「あぁ、今行く」


 俺はそう言ってリビングに向かった。俺の妹、橘美咲たちばなみさきは、中学3年生で生徒会長をやっている。ただスタイルが良いだけでなく、学業、運動ともに優秀でモテモテである。家ではすごく優しくて、笑顔がたくさんある可愛らしい女の子だが美咲は学校ではなんかいつも冷たく接するらしく氷姫と呼ばれているらしい。こんな妹を見たら学校の人はどう思うのやら。そんなことを考えている内にご飯が出てきた。今日のご飯はと、……は、ハンバーグだと!? 俺の好きな料理じゃん!


「美味そう! いただきます」


「どうぞ! 召し上がれ」


「う、美味い」


「本当!? 嬉しいなぁ」


 エヘヘと笑いながら喜んだ美咲。それを見ながら俺はハンバーグをモグモグと食べる。

 そんな時、美咲が心配そうにあることを聞いてきた。


「お兄ちゃん……。こんな時にごめんね」


「ん? なんだ?」


「沙耶ちゃんの事なんだけど……」


「あぁ、その事か。別に何も無いぞ?」


 俺がそう言うと美咲はそっか〜と安心したようにため息をついた。するとすぐに笑顔になり美味しかったと聞いてくる。もちろんと答えると、美咲は1番の笑顔でまた作るね! と言ってきた。








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 次回をお楽しみに。

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