第8話 陰キャと新キャ
沙耶と昇降口で別れてから俺は教室に向かった。その時になぜだか周りからの視線を感じた。周りの人達は俺を見てるのか?だとした恥ずかし……。いやいやそれは無いかと1人で考えながら教室に入った。
1番最初に俺に気づいたのは友達の良明だった。
「おーっす慶太」
「うん、おはよう良明」
「なぁなぁ昨日のデートどうだったんだよ?」
「まぁ楽しかったよ」
なんだよそれ〜と良明が笑って返す。そんな会話してると周りが騒がしくなった。騒がしい方を見ると学校1の美女、
「あなたが橘慶太ね」
「うん、そうだけど……」
「ちょっと来なさい」
「な、なんで?」
「いいから来なさい!」
「は、はい……」
戸ヶ崎さんはそう言うと教室から出ていった。それに続いて俺も教室を出ていき屋上に行った。ほんとになんの用だろうなんかしたかな。そんなことを考えながら屋上に行った。そこで彼女は風に髪を揺らしながら待っていた。
「わざわざ悪いわね」
「いや大丈夫だよ。それで何かな?」
「私はこれでも自分のことを美人だと思っているわ。だから毎日告白されてばかりなのよ。なのにあなたは私に告白しないのは何故かしら?」
「え〜っと……、何故かしらと言われても……」
俺が質問の返事に困っていると戸ヶ崎さんは少し怒ったように言った。
「あーもう! 分かんないわね! さっさとわたしに告白しなさいって言ってんのよ!」
「え?」
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