第5話 アイドルとデートと幼馴染
フードスペースに来た俺たちはあまりの人の多さに驚いてしまった。ほとんど席が空いてないのだ。なので2人で席を探すと1つだけ2人で座れるところが空いていた。そこに座り俺はたこ焼きを雪宮さんはホットケーキを食べていた。
「おいしいね」
「うん。おいしい」
外で食べるのが久しぶりだったので外のご飯がこんなに美味しいことは知らなかった。たこ焼きを1つまた1つと頬張っていくと雪宮さんがホットケーキを俺の口に寄せてきた。
「はい。あ〜ん」
「え、ちょっ「あ〜ん」」
「あ、あ〜ん」
パクっとホットケーキを食べると生クリームの甘みが口の中に広がった。正直言ってめちゃくちゃ美味い。普通に通いそうなレベル。
すると今度は雪宮さんが俺にたこ焼き食べたいなみたいな顔をしてくる。多分俺は今顔が真っ赤だろう。雪宮さんも真っ赤なのだから。
「はい。あ、あ〜ん」
「あ〜ん」
雪宮さんがパクっとたこ焼きを食べ、おいしいそうな顔をして食べる。その後も俺たちはたこ焼きとホットケーキを食べた。食べ終わってそろそろ行こうとすると俺を呼ぶ声がした。その声の方を向くとツ!? なんであいつがここに?
「慶太〜。ここでなにしてんのって雪宮さんじゃんこんにちは〜」
「こんにちは。それであなたは」
「私? 私は慶太の幼馴染の楠木沙耶よ、よろしくね」
そう。今俺たちに話しかけてきたのは俺を振った幼馴染だった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
面白いと思った人コメント、フォロー待ってます。
次回をお楽しみに。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます