原哲也「発達障害のある子と家族が幸せになる方法」(学苑社)

尊重されたい。

安心したい。

信頼できる人に出会いたい。

「できることがある」と感じたい。

楽しみたい。

人とつながりたい。


誰もが持っている願いなはずなのに、意識すれば叶えてあげることはそんなに難しくないことなのに、子どもたちの世界では叶えられないことがある。

もちろん、叶えられていることもたくさんある。

でも、すべの子どもたちに叶えてあげたい。

そして、子どもだけじゃなくて、子どもでも大人でもない人たちも、かつて子どもだった人たちも、これらの願いが叶う世界にしていきたい。

「幸せは自分で創れる」

エピローグにあるこの言葉が、とても好き。

たぶん、手が届くところに、必ず、できることは落ちている。

みんなで、一個一個拾い上げていけば、いつの間にか、全部拾えているかもしれない。

きっと。

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