満員電車の中でも、3分で読めるように
前回は、カクヨムで「バズる記事」を作るために、
①「バズる記事」を作るためには、「ターゲット選び」が重要なこと
②狙うターゲットは「小説を書くライトユーザー」なこと
上記の2つをお話しました。
今回は、「小説を書くライトユーザー」というターゲット層を、より具体化していきます。
❶「小説を書く人」
❷「ライトユーザー」
上記の2つに分解して、それぞれ、なぜこれらのターゲット層が狙い目なのか、説明していきます。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
❶「小説を書く人」について。
結論から言えば、「ターゲット数が多く、かつ、ライバルも少ないから」です。
カクヨムには100万人ほどのユーザーがいるとされています。
カクヨムの利用目的は、その名前の通り、「書く」と「読む」です。
ざっくり、「読む人」:「書く人」=6:4、くらいのイメージでしょうか。
この「読む人」がターゲット数としては一番大きく、一番狙い目に思えます。
しかし、ここに落とし穴があります。
「読む人」向けの作品には、ライバルが膨大にいるのです。
要は、すでにランキング上位でバズってるような作品には、なかなか勝てないのです。
難しい言葉を使えば、「新規参入障壁が大きいレッドーシャン」なのです。
そこで、ライバルが少なく、新しくバズり競争に乗り込みやすいターゲット層に向けて作品を書きます。
「書く人」向けの作品は、「読む人」向けの作品よりは、きっと数が少ないでしょう。
加えて、「書く人」のターゲット数は、「読む人」のそれよりは少ないかもしれませんが、そこそこの人数はいると考えられます。
故に、「書く人」をターゲットにするのが妥当だと考えられるのです。
❷「ライトユーザー」について。
簡単に言えば、ターゲット数が大きいからです。
ここで、「ヘビーユーザー」とは、「1日1時間以上、カクヨムを使う人」、「ライトユーザー」とは、「1日1時間以下、カクヨムを使う人」と定義しています。
おそらく、「ライト」:「ヘビー」=8:2、くらいではないでしょうか。
特に、「ライトユーザー」は、通勤電車やベットの中など、「スキマ時間」にカクヨムを使っていることが想定されますので、
「1日10分、もっと言えば、1回の閲覧時間は3分以内」
という状況も想定され得ます。
まずはバズらせるために、全体の大半を占める「ライトユーザー」にターゲットを絞るのが妥当かと思われます。
以上から、❶❷を合わせて、バズる記事づくりのために、まず、「小説を書くライトユーザー」というターゲットを定めました。
なので、作品を作る際には、小説を書こうとしている人が、満員電車の中でも読めるような記事にすることを心がけましょう。
(もちろん、長編でもOKですが、このような意識を持って書くことで、読みやすい記事づくりができるようになると思います。)
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ここまでが、「Who」の話です。
次回から、「What」(何を読ませるか?)の話をしていきます。
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