分岐

(筆者からのお知らせ)


 この度、わけあって「魔物の森のハイジ」をルート分岐いたします。


 トゥルーエンドへは「魔物の森のハイジ・真説」へお進みください。

=> https://kakuyomu.jp/works/16817139557033663590


わかりやすいハッピーエンドをお求めの方は「魔物の森のハイジ・IF ルート」へお進みください。

=> https://kakuyomu.jp/works/16817330651137360420


* * *


 いろんなところで触れていますが「魔物の森のハイジ」は元々トゥルールートを目指して描かれていました。


 しかしながらメッセージなどで「わかりやすいハッピーエンド」を求める声をいただくにつれ、気の弱い私は日和ってしまい、途中から話を変えてしまいました。


 進路変更した話は、もちろんそれはそれで書いていて楽しかったし、ハッピーエンドは本来生まれ得なかったはずですので、悪くはないのです。

 ですが、他の話を書いていても常に脳のどこかで「ハイジは書き終えていない」という声が聞こえる気がするのです。

 途中で日和って、緩いエンディングを書いてしまったことに対する自責の念が、小説を書く手を止めてしまったように思うのです。


 この後悔は全て、意志を貫き通せなかった自分一人の責任です。

 間違っても、メッセージをくれた読者さまがたに責任はありません。一切。


 というか逆です。

 メッセージをいただくたびに涙が出るほど嬉しかったのです。

 嬉しかったからこそ、がっかりしてほしくなかったのです。喜んでもらいたくなってしまったのです。

 ですが、素人小説であっても作者というのはキャラクターたちの産みの親です。

 自分のやらかした変更は、明らかにキャラクターたちへの裏切りだと思うのです。


 キャラクターたちへの責任を果たすために、正しいエンディングを描くべきだと判断しました。でないと、私は他の話に集中できない。


 * * *


 というわけで、いわゆるトゥルールート(本来の話)を読んでみたいという方がおられましたら、ここで一旦ストップし、続きは新連載の「魔物の森のハイジ・真説」をお読みください。

=> https://kakuyomu.jp/works/16817139557033663590


 また、ハッピーエンド至上主義の方は「魔物の森のハイジ・IF ルート」へお進みください。

=> https://kakuyomu.jp/works/16817330651137360420


 どうぞよろしくお願いいたします。

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魔物の森のハイジ カイエ @cahier

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