啾38 方向
「皆の者、ご苦労。これでドラ大陸のドラ達は、あと数百年はここから溢れ出ないだろう。おまえらは自分達の大陸を守ったにゃ!誇っていいぞ!では帰ろう!」ミケ
シュン!!
残骸放置して、ミケが皆を邸に転移させた。
「疲れたー、、」沖田
「うん、なんか、とてもへんな疲れが、、」沖田の婿
「でも、久々で少し面白かったかも、何も出来なかったけど、、」小田
「そう?結構こういうこと、やってるの?」心配げな小田婿
「カンちゃんの魔法みれなかったー」神田嫁
「あー、でも沖田ちゃんが使ってたのも、ダゲー魔法だよ、あれ」神田
「おう!だったらいいかな!!」
そーなんか、、魔法フリークか、、、ぴったり夫婦だな
「きのことか、使えなかったねー」山田嫁
「うん、でも、、、ふひひ」
「ふひひ!」
こいつらっつ!!危険すぎ!!
「そのために私達がいるんでしょう?」と、俺の嫁
「いや、それだけだったら意味すげーイヤじゃん?」俺
「そのため、というのは、あの子達含め、全ての、ってことよ?」
げー、、もっと大変、、、
「何気に神山の嫁は、わかっているじゃにゃいか?」ミケ
『そーですね、不思議ですねぇ、、』
「あれも、呼ばれたんだろ、、」
『あー、そーかもしれませんねぇ、、』
ーー
その後は大したこともなく。
嫁達は沖田と小田と一緒になっていろいろやったり、、山田嫁もアレなわりに、皆と一緒にいろいろ楽しんでいる様子。
今まで変わっためんどくさい子としてちょいと外されていた感じで、遊べる友人などあまりいなかったのかもしれない。
でも、ここでは、もっとおかしなのしかいないんで「私はまともなほうなんだ!!」と、今まで与えられてきたレッテルを、自分で張り替えられたのかも知れない。
まぁ、まともってのが良いのか悪いのかはその内容によるだけだろう。変わっているからよくないという逝かれた基準を持つおつむの異端な奴は、少なくともこの世界には少ない。
小田の旦那にしたって、まともなのが異端な二ノ国、まともということのみで苦労したらしい。
俺と山田の嫁は、、アレな国のお姫様をちゃんとやっていただけあって、それなりにうまい!
こいつらすげー賢いんだよ、、、まぁ尻に敷かれてりゃー、良い一生送れそうだから、俺には過ぎた嫁さんだけど。
ーー
ギルマスが結婚した。
でもギルマスをやめないそーだ。
子どもたちが大きくなったら絶対登録阻止するため、俺はやめない!とか意気込んでいる。
冒険者達は、納得しつつも、白い目でギルマスを見ている。
そりゃ、自分の子を危険な職業に付けたがる者は、冒険者にさえまずいないから。
披露宴というか結婚パーティーはギルド一階で行われた。
馬鹿騒ぎ。3日3晩続いた。
ギルマスの奥さんは、ギルドの近くに店を出すという。
「いつ旦那がくびになても食わせていけるように」
だそーだ。
この国の、、この世界の女達は強い。
まぁ、だから男達がバカでいられるんだろう、幸せだね!!♪
このパーティーで、俺ははじめてマルコランに会った!!刈り上げだ!!
「皆に人気だそーで、、」
と、刈り上げやめよという助言にもかかわらず続けてくれたそうな、、ごめんね?
でもすらっとした背の高い美女に刈り上げって似合うよね?なぜだろ、、
ーー
達也たちは、マルネラ王都の当番になると、休日は実家のあるニャダに帰ってくるときが多い。
たまにうちに顔出す。そして、嫁達や婿達に、俺達のことをいろいろ話している。
「俺達のほうが、変七達との付き合いが長いんだぜ?」と言いたいらしい。
だいじょぶ、俺らはおまえらに勝てないからwお前たち働き者だもん、まっとうな。
なんか、チーム雑用は勝手に増殖しているらしい、もう達也自体が把握できないとか、、チームアメーバとかに変更したら?
ーー
「なんだかんだで、おまえの思う方向に来てしまっているなぁ」ミケ
「うん、不思議だねぇ?」俺
・・・・(不思議なもんか!もともとそーゆーやつなんだよ)
『でも、何にしても、安心して、、、、(へ?)
、、他で遊び呆けられる♪』
一瞬危惧した俺がバカだった、、、
「だいじょぶだ、神は滅しない限り消えないからにゃ♪」
そーなんだぁー!♪
「なんか、あっと言う間、だったな」俺
「ああ、でも、まだまだこれからだぞ?」ミケ
「ああ、、子供ができて、子どもたちが大きくなって、彼らが家庭持って幸せ確認できるまでは、油断できないね」
「だよな、、、、、ミケも、、昔子供が居た気が、、」
「いたの?」
「うーん、、、?、、どうだろう?」
・・・・・
『私は結婚しなかったからなぁ、、お前らが子供だ』
「おかあさんっつ!!!」
『やっぱやめ、、なんか、、きもい?』
「しどいっつ!!!」
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