愀34 帰還、我が家へ


俺らの世界と違うってことを、またここでも知った。


「蜜月は一月以上あるんですよ?」嫁

「へ?そーなの?」俺

ソー言えば、昔の映画とかで、あっちの金持ち共は「蜜月旅行」とかで1−2ヶ月親戚とか渡り歩くのが普通にあったとか、、見たような見ないよーな、、見たんだけどね、なのん映画だったっけか?


なので、俺らもどっか旅行でも行くか、、となったが、、

「んじゃ、俺が元住んでた邸に行く?」

「ええ!ぜひ行きたいわ!!猫神邸でしょう?!!!」

・・・・定着してるの?その呼び名、、、




ーーー




「「「「「「「「あ、」」」」」」」」」」

「「「おまえらも、」」」」」」

「「みんなも、」」


皆考えることは一緒で、その連れ合い達のそれも一緒だった



久々に全員で再会。


神様と千葉夫妻の部屋はそのまま、俺達の部屋もそのまま。

俺らは自分たちの部屋に行き、夫婦用の部屋に模様替えした。


それから、”いつものように”、皆で食事の支度をし、誰かが足りない食材を転移で買いに行き、

誰かが皿の用意をし、

誰かがデザートを買いに行った。



昼食後、それぞれ邸の中を案内し、それぞれ夫婦に足りない品などを買いに行った。

「この街は、俺達が転移を使っても驚かないのでとても便利なんだ」

と神田が嫁に説明していたが、それを耳にした俺の嫁も

「ふーん、、んじゃココに住むと、周囲に気を使わないでいいわね、、」と。


夕方までそれぞれがそれぞれで過ごし、晩飯のしたくを誰ともなく始め、

夕方遅くには周子夫妻も帰ってきた。

周子夫妻と皆は、それぞれの結婚式で会っている。


「いわば、俺達の結婚の先輩だな」俺

皆納得していた。


内神様もミケも帰ってきた。



それから、今までのように朝食を用意し、食べた後は今でごろごろし、、

誰かが茶を飲みたくなったら皆のぶんも一緒に入れ、

「今日はナニしようか、、」とかダベリながら茶を飲み、、

誰かが菓子食べたくなったら皆の分も一緒に持ってきて、


だらだら昼になると、誰かが用意をはじめ、誰かがそれを手伝い、他の者はテーブルの用意をしたり、、

勝手にスべきことを勝手にやっている。


「人手が増えたので楽になったなー」俺

「「「「それ!!!」」」」


人手、で済まされた?×5




午後、

「部屋がちょっと手狭だよね?」と言う神田

「んじゃ、やるか?できる?俺はそーゆーのも、、」俺、魔法もまだまだ皆よりできない。

「まーかせて!伊達にダゲーの弟子やっていないから」神田


俺らが外にでようとすると、、

「あ、だいじょぶ、安心していいから。モルじゃないからwここでちゃちゃっとできるから」

神田が口の中でもごっと何か口にした?と思ったら、もうごごごっつ、と音がしたな?と思ったら

「ハイ終わり。」神田


・・・・・・え?もう?

「うん、もう終わった」

はえーーー!!

「神田くんすごい上達してない?」小田

「お?そうかい?へへへっ♪!」


俺ら仲間でもびっくりなのに、、俺らの連れは神田の嫁さんまでもが驚いてぼけっと口開けている、、


「男子3日あわざればー、とかの言葉が神田にぴったりだなぁ、、」と俺は感心げに。

「「「うんうん!!」」」

あれ?山田は?

嫁と棒倒しをしている。

ココに帰ってくると、そこに戻るのかな?



それから各自、部屋の模様替え。大きさは、王宮の俺の嫁さんの部屋くらいになった。子供が2人くらいいてもだいじょうぶかな?くらいにまで広くなった。神田すげーなー。


邸が横に太った分、一階も余裕ができている。

なのでその後、神田と俺とで風呂場を広げ、更に、風呂を2つ増やした。3つの風呂場にしたわけだ。同じだと面白くないんで、露天風呂風1つ、ジャグジーを備えた風呂1つ。各風呂に小さなサウナを設けた。11家族と神様2人なのでね。

トイレは各部屋にあるので問題なし。各部屋には小さいシャワーもついているけど結局シャワーだけだからね。


神様達の部屋は各自やるので大ジョビ!とか言っていた。


自然に、皆、ここに落ち着く感じになっている。それが当たり前の感じに。

各自の連れも、それが当たり前の方向なのだろう、と思い始めている。

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