第90話 下−24 山梨、沖田をどうにか引きとどめる
ミケが全員を転移させてくれた。
「さて、沖田、起きたか?」山梨
「・・・・」
コンコン!「はいってますかー?」山梨
ひゅん、カン! 木刀で斬りつけてみたが、応じられた。
ほう、「無意識かな?」
ヒュン、スッ、ヒュン、カン、カン、カン、カン、カン、カン、ずざっ、たたたひゅん!かんかんかんかんかんかんかん!!
ザン!!・・・
「すげーな、まだぼーっとしてるのに、これだけ反応しやがる、、、」山梨
見ものだなー、とヨードさんと欄さん。
シャインさんはまだ選択中。洗濯前にタマのお風呂だったので、それに時間をとられたのだ。
シュッツ!!小柄を投げてみる、スッ、半歩避けるだけの沖田。
シュッシュッシュッ!!!、カンカンカン!!ちゃりんちゃりんちゃりん、、
「・・・しっかたねーなー、、目を覚まさせりゃいーんだろ?ある程度本気でやるぜ?ミケちゃん、治療たのむな?」
「まかせろにゃ!」
ダッツ!!ダン!ガン!!ガンガンガン、グググググーー、ザッ、ダンガン!ガン!ガンンン!!ぐぐぐぐっ、ずい、ずざざざーー、、ガンガンガンガンガン、
追い込む追い込む、、
徐々に沖田の目が変わってきている
シュン!タッ、ガン! 山梨が瞬間移動を使い始める。沖田の目は完全に覚めた。
シュン!ガン! 沖田も瞬間移動を使う。
シュン!、シュン!、シュン!、シュン! 瞬間移動で位置の取り合い、、見てて面白くねー、と思う2人とミケ
シュンガン!シュンずん! 瞬間移動出現の場所でそのまま木刀を入れる山梨、読まれていたら打ち込まれたのは逆だった。
グラッ、、がっくり、、「ま、まけたぁ、、、また、まけたぁ、、」
あ、更に折れた?やばい!と思った小田。
なぜココまで折れやすいの?!この子は!!!
駆け寄り、、「だいじょうぶ?」
「あ、ああ、大丈夫、もう、、、
さあ、もう一本!!」 飲料のコマーシャル?
沖田はどうにか、あっちに行くのを引き止められたようだった。
結局、その後、ランさんともやって、合計数回勝てた。
「おまえ、魔法使いじゃなく、剣士主体でやれば?」山梨
「んーー、、うちほとんど武力使わない、というか、闘わない?」沖田
うんうん、頷く小田
・・・・
「神山とかも、少しは剣技できるっゆーじゃねーか?なんか勿体なくね?」山梨
うんうん!欄さんとヨードさんと洗濯終わったシャインさん
「でも、うちで戦闘狂ったら、沖っちだけだし、、、」
「あ、小田っちも以前ダンジョン潰した時、声出して笑いながら金属の杖でぶっ潰すこともしてたよね?」
「えー、でもあんときだって魔法が主体だったじゃない!!」
「でも喜んで大笑いでやってたよね?」
「・・・・・・まぁ、、強くなって初めての実践だったし、、、」
ふつー、強くなったからって、緊張するよな?とかヒソヒソ話してる欄さんとシャインさんで、ヨードさんはうんうん言ってる。
・・・・・
「まぁいいや、、というわけで、ウチはとても危険なのが2人いるから、戦闘とか危険なのはちょっと避けなければならないの。」
「え?神田は危険だよな?あとは?」山梨
「「山田。」」
・・・・
きけんか?ああ、在る意味すげー危険かもな?なにすっかわかんねー、、ああ、そういう意味か、、味方がやられちゃうとかだよな?、ああ、怖すぎるぜ、、とかヒソヒソ話すチーム夜髏死苦。
「おほん、よっくわかった、、、お前らも、、、なんだ、、、まぁ大変だな?」山梨
「「そうなの、大変なの」」
「そー言えば、神山はどうだ?復活したのか?」
「・・・・」罪悪感ばりばり×2人
・・
「見舞いにとかは?」
「・・・あのときのランド関係者は、会わせたら悪化するかもしれないって、、、」
「ああ、、、そうかもな、、、」自分も最後は関係して神山にとどめ加えた一員だと思いだした山梨
「あ、神様は?回復の力になれなかったのか?」
「うん、神様も、ミケもだめ、、」
うっわ、ミケもだめって、、、とドン引きのラン、ヨード、シャイン
山田きのこの時、タマが治せなく、ミケに治してもらったことがあった。万能だとなんとなく思い込んでいた。
「更に、、内神様も、なんか具合がおかしくなったって、修行に天界に帰っちゃった、、」小田
・・・・・・
ぼろぼろだな。ああ、怖えー。どーしてこーなったんだっけ?。ああ、なんか皆が神山の言うこと全く聞かずに大暴走したとか、だったんじゃね?。こえーな。すげぇ怖ぇ。神様もおかしくしちまったって、、、。ああ怖えええ!逆らわないほうが、いいな、、。ああ、逆らわねーこった。とかヒソヒソ話すシャイン、ヨード、ラン。
ミケが柱の陰で腹を抱えて転げ回っている。
真っ赤な顔の沖田と小田。
「まぁ、、なんだ、、、地道にやってりゃ、、また信頼回復すっから、、ガンバレ、、」
その山梨の慰めを拠り所に進む、、
と、決めかねている小田と沖田はやっぱり「山師」だった。
絶対似たりよったりが集まった連中だった。
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