第5話 護衛仕事とチーム夜髏死苦


ある日、ギルマスの講習受けていたらギルマスが、

「お前ら、もうそろそろ対人戦を経験しといたほうがいいんじゃねーか?」

「対人戦すか?盗賊とか?」

「まぁそうだ。護衛につくと、まず当たる。一回二回の襲撃は受けるな、まず。で、日本人は何でか知らんが、自分が殺されちまう。なんで?」


「え?どういうこと?」おれらプチ会議。

「はい沖田から!」

「え、喧嘩や戦闘経験ないからできない?」

「多分違うー、次やまーだくん!」

「あー、おっほん。では私めが「早く家!」えっと、殺し合いの経験ないし、情報もアニメやらのべくらしかないから。らのべじゃ”どんな理由があっても殺しはだめだ!”なんてお花畑なキチガイ多いし、、じゃないかな?」

「どう?」他の皆の顔をみる

「多分、だいたいあってるうーー!!ぴんぽんぱんぽん!!」


「ギルマス!発表です!「お、おう、、」日本人は基本的に”どんな理由があっても殺しはダメだ”とかいう頭がおかしい民族です。大昔はそれはそれはすっごい殺し方とかしていたくせに。なので、今の日本人は思考停止しているうちに殺されちゃうんです。まぁそういう奴らはそれでいんじゃないでしょうかっ!!!」

「、、お、う、、お前らがいいっつーんなら、別に俺らがなんか言うべきでもないかもしれんが、、、いいのか?」

「いいです。いいんです、どーでもいいんです!!」

(いいきりやがったかよこいつら、、、)


「で、護衛ですか。皆どうよ?」

皆サムズUP!

「やります!」「即断かよ」


「今あるのは王都までの片道。護衛対象は領主の身内。領の騎士が数名付く。その下にお前らが付く格好だ。うちからは10人ほど出す予定だ。お前ら以外はベテランを選ぶ。せいぜい学んでこい。

帰りは適当に。向こうからこっちへの護衛は少ないけどな。商業ギルドに顔を出してみると、コッチ方面の仕事がなんかあるかもな」

「「「「「うっす、ありがとうございます!!」」」」」




結局、行きは何も出ませんでした。騎士がいるんで盗賊は出ないのはまぁわかるが、魔獣も出なかったのは、たまたまなのかどうかわからんけど、誰も何もいっていなかったんで、こんなもんだろうと皆で納得した。


で、王都、宿高ぇなっ!!!コスパでうちの町の倍以上っ!!5人ひと部屋です当然!!そんでも数日王都を見て回ろうと決定。

行きの護衛で一緒になったチームの人に教えられここに泊まった。なのでそのチームの人たちもここに泊まっている。結構仲良くなったのだ。


そのチームの名は「夜髏死苦(( `・∀・´)ノヨロシク)」、厨二どころかヤンキーどころか族、、、

でも皆さん普通の見た目。リーダーは山梨さん魔法使い、いかにも日本出って感じだが、何も言わないんでこっちからは何も言えない。ヨードさんは弓を使っているでも人間?。ランさんは拳法?武器は短剣持っているけどメリケンサックとかそのあたりのえげつない武具が多い様子。シャインさん(社員ではない)は剣主体で弓も、でも人間。他の3人は山梨つけた名前じゃないかなぁ、芸名?と皆で言い言い合った。ヨード卵ひかり、ってまんまじゃねーか!!ってw

山さんチーム以外に初めて知り合ったので、仲良くしたい。皆気さくでいい人っぽい。社員さんは腰が低い、平社員なのかな?とか山田。失礼な!!w


( `・∀・´)ノヨロシクは王都には何度も来ているというか、数年前に王都で結成、とのこと。ベテランだね!なんだかんだあって、最近うちの町の方に流れてきたと言う。向こうから言わないのでこちらからは聞けません!!

皆20代後半なので、山さんチームと俺らの間くらい、下の兄貴姉貴って感じかなー、無為に頼っちゃいけなんだけどね、でもなんか頼ると喜びを隠しきれないっぽいんで、なんとなく頼ってもいいようなどーでもいいことはなるべく頼ってみようかな?と思う。



「山梨さん、王都って何がいいんすか?」


「んー、、漠然としすぎているけど、やっぱ何でもあるってとこだな。高いけど。お前らの町に無いもので、必要そうなものはこっちで買っておくことだな、あと向こうで高いものは、こっちの市場の出店で安い中古とか見つかることもあるぞ?あと、飯が美味いし安いところが多い。人間が多いから店も多いけど、競争もハゲしいんだろうなー」

シャインさん、なんで頭気にしているの?薄くはないと思う気もしますよ?ヅラじゃないっすよね?


「あと、甘味!菓子とかが美味いなっ!!」

( `・∀・´)ノヨロシク全員大きく頷く。甘党グループかー、うちにはちょうど良いな!俺らまだ酒とかあまり美味いって思わないしぃ、、、どっちかというとやっぱ甘いものだなー、

「・・っつうかっつ!!甘いものあるんすかっつ!!!」

「あるよ?田舎には砂糖があまり行き渡らないだけで、都市部にはあるし。さほど高くないし」

「「「「「早速行きまっしょう!!」」」」」

4人を追い立てて町に出る。


それから( `・∀・´)ノヨロシクおすすめのお店のはしご。

勿論飯なんぞ入れる隙間が会ったら甘いもの入れる!!ってな意気込みで、一日甘いものだらけで終わった。

( `・∀・´)ノヨロシクの皆に超お礼を言い、当然晩飯も食わずに部屋に帰り、水浴びて寝る用意。よろしくの皆はこれから飲みに出るらしい、口直しとかw甘味食べさせすぎたか、、、

女子達はこのくらいでデブるとか全く気にしていない。こちらに来てから体動かしまくりでぴっちぴっちに締まってるんで、少々の甘味は体の調子を整えるくらいにしかならん!全て燃焼してしまう!とのこと。まーそーだねー(棒)。

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