第9話<軍神>

 復興歴301年8月22日08時36分

 火星静止軌道上  

 日本航宙軍第三艦隊第二機動戦闘団旗艦兼第三二任務艦隊旗艦

 金剛型宇宙戦艦〈比叡〉 第一戦闘指揮所CIC


 式守が月面で突撃訓練を行ない、クリスティーナたちが最終訓練を始めてから13日後――。


 クリスティーナらを乗せたリバプール級装甲駆逐艦〈ブルー634〉は火星の衛星フォボスの軌道上で最終想定を終えた。

 その翌日、昼過ぎには序列を決める最終成績が発表され、首席にはフランチェスカ・〈東郷〉・トモエ、次席にクリスティーナ・〈ネルソン〉・ハンブリングが選ばれ、前評判通りの結果となった。

 同期は淡々とその結果に納得し、素直にそれを受け入れた。

 そのままクリスティーナら訓練生は航宙母艦〈マハ・ジャジール〉に回収され、使用した機器、機材等の整備を行いつつ、火星赤道上の静止軌道上へと向かった。

 そこには既に日本航宙軍等の部隊が集結中であり、彼らは暫しの休養ののち、人類連邦統合軍の任務部隊へと改編されることになっていた。



 火星と地球が一度に見渡せる火星赤道静止軌道上に位置した、八角柱を横にしたような船形。

 全長10キロを超える超巨大宇宙戦艦の一つである金剛型大型宇宙戦艦二番艦〈比叡〉は、今し方到着したばかりの麾下戦隊が停泊位置へと進入し終えるのを静かに待っていた。

 予定されている出撃までには、かなりの準備期間が必要だが、それも仕方が無い。

 人類連邦統合軍第三聯合艦隊の主力は日本軍だが、その他にインド軍や東南アジア諸国等の軍も一体化した文字通りの聯合艦隊である。

 艦隊名称の基準として、この艦隊は人類連邦統合軍として作戦を行う際は第三聯合艦隊と表記されるが、日本単独の軍隊、つまり日本航宙軍として単独で動くときは第三艦隊と呼称される。

 現実問題として宇宙艦隊のすべてを一国で賄うことは経済的に非常に難しいため、国家間の協力はどうしても必要である。

 しかし、大規模な部隊で出撃しようとすれば、指揮権や任務等の調整に多大な時間が必要だ。

 今回の出撃も御多分に漏れず、準備だけでも最低あと4週間は掛かると見積もられているが、それ故に教育を終えたばかりの若鳥達――クリスティーナたちを最前線へと連れて行くことが出来る。

 これから広大な太陽系で防衛戦を行おうというのだ。

 兵はいればいるだけ困らない。

 戦艦〈比叡〉の照明を最低限にまで落とした戦闘指揮所内の壁面は、全て各種情報や状況図を映し出すスクリーンに四方八方を埋め尽くされていた。

 その静かな戦闘指揮所の中で、淡い光を放つスクリーンに映し出された各種報告表や作戦図――特に艦隊兵力充足率を、仁王立ちのまま厳しい表情で睨む二十代後半にしか見えない女性がいた。

 口を真一文字に引き締め、ただの一言も発していないにも関わらず、その存在を誰もが無視できない。

 それは正に圧倒的というしかなかった。

 艶やかな長髪を束ねた黒髪と見る者に一目で意志の強さを伝える切れ長の黒い瞳。

 白い肌と綺麗に通った鼻筋に非を付けるところなど無い。

 本人が醸し出す落ち着いた雰囲気が、整った顔立ちと合わさってお淑やかな日本美人を感じさせる。

 だが、その性格は苛烈にして頑固。

 女性にしてはモデルのように背が高くて整ったプロポーションで、豊満な胸は着こなす軍服の上からでもよく分かる。

 その上、真っ直ぐに伸ばした背筋と厳しい眼差しが、女性の凜々しさを倍増させていた。

 彼女は伊佐波・〈東郷〉・サクヤ。

 人類連邦統合軍第三聯合艦隊隷下の日本航宙軍第三艦隊第二機動戦闘団の司令官であり、日本航宙軍史上最年少准将である。

 ここ半世紀で〈東郷〉が生み出した最高傑作の遺伝子調整者デザインとして名高く、その名を知らぬ日本航宙軍第三艦隊の将兵などひとりもいない。

 彼女を女神のように崇める者たちもいるが、その才能ゆえに他の将官や高級佐官たちから一身に嫉妬をも集める存在である。

 サクヤは目の前の巨大なモニターを睨みながら、傍に立つ四十半ばほどの学者のような、しなびれた雰囲気を纏う男に声を掛けた。

「アウグストゥス技術顧問、今回の新兵達をどう思う?」

「どう、とは?」

 初代ローマ皇帝の称号の名を持つしなびれた男は、見た目以上に活力を感じさせない声で答えた。

 まるで、死を待つ老人が床の上で零すようなしゃがれた声だった。

 背丈はそこそこあるが、猫背気味で痩せぎすの体型。

 一番上に羽織っている白衣は楽だからということ以外、着用している理由はないとサクヤは断定している。

「ああ、言い直す。後輩の遺伝子調整者デザインたちの成績を眺めて、あなたがどう感じたかを教えて欲しい」

 そういって成績表が映し出されているサブスクリーンの一つを指差した。

 軍隊という組織上サクヤの方がアウグストゥスよりも上位職だが、彼女は技術職への配慮を言葉遣いで表していた。

 それは軍という組織内で、敵が多いという彼女の事情も多分に影響していた。

「平均的。遺伝子調整者デザインで優秀な者も少数いるが、貴女のように飛び抜けた者はいないな。今のところ、臨時で彼らの遺伝子を回収する必要はない。もっとも、無視をするようなレベルでもないですが……。あとは発現者が――特に遺伝子交雑者ハイブリッド機能・・すれば回収する。と、そんなレベルですか……この艦隊は私が施術した者も多いので、今回は特に期待していますがね」

「そうか」

 自分の後継者となる可能性がある人物はまだ見当たらないらしい。

 その事実に少し落胆した。

 どうやら、先が見えなくて少し弱気の虫が出たようだ。

 無言で気合いを入れ直したサクヤに、アウグストゥスがぼそりと話しかけた。

「司令、今回は何人死ぬでしょうな」

 技術顧問が脈絡もなく話題を振ってくるのは何時ものことなので、サクヤも気を遣わずに答えた。

「全滅しなければ、上出来だろう」さらりと言ってのける。

 彼女の言葉一つで、2万人以上の命運が左右される。

「第二機動戦闘団が?」

 日本航宙軍第三艦隊第二機動戦闘団は戦艦と航宙母艦及び巡洋艦等の主力艦だけで総数40隻を超える。

 日本航宙軍――人類連邦統合軍聯合第三艦隊の主力軍において第一打撃戦闘団は戦艦を集中配備した打撃力重視の編成であり、第二機動戦闘団は展開速度を重視した機動部隊である。

「いや、増強第一七海兵団、第一九戦闘群ら4個群を含めた我ら第三二任務艦隊が、だ」

 抑揚の無い応え。

 増強第一七海兵団等は主に駆逐艦とそれを支援巡洋艦、そして旗艦として強襲揚陸艦を組み合わせた中規模の戦闘部隊である。

 所属する国家も第一七海兵団は日本軍だが、第一九戦闘群はインド軍が主体で、隷下の戦隊にはアジア諸国等が参加している。

「四個部隊……増強の要請が認められたのですな。それは喜ばしい。しかし第一七海兵団は……確か、義妹さんが副官として配属されていませんでしたか?」

 遠慮気味に訊いてくる技術顧問は珍しい。と、伊佐波は思った。

 いや、やはり、技術顧問も人の子か。

 科学者としての冷徹な視点を持つが、彼も肉親の情というものを完全に捨て去っているわけではない。

「ああ、そうだ。だが今回の任務とは関係ない」きっぱりと言い切る。

 そこで暫く間が空いた。

「知っていると思うが、義妹は<東郷>ではない……別にこれは、私に対する嫌がらせではないよ」

 遺伝子調整者デザインは例え同じ遺伝子を持っていようと、血族意識や親族意識が薄い。

 それらはただ遺伝子の欠片が同じというだけであり、同郷意識のようなものはあるが、それ以上のものは共に暮らす等のことがない限り希薄なままだ。

 所詮は見知らぬ他人である。

 だが、伊佐波・<東郷>・サクヤの義妹は、幼少の頃を共に過ごした本当の意味での妹だった。

 遺伝子調整者デザインに肉親が居ないわけではない。

 完全な試験管ベイビーもいるが、多くは代理出産だ。

 優秀な軍人――特に緊急時に落ち着いた判断を下せる有能な軍人は、幼少の頃から両親の愛情をちゃんと受けて育った者に多いという明確なデータもある。

 人工子宮で調整され、代理母から生まれた伊佐波・<東郷>・サクヤは、軍人として優れた両親に育てさせるという人類連邦政府と日本国の方針により、幼少の頃から血縁関係のない義妹の両親――つまり養父母に預けられた。

 生まれてから既に三十年近いが、彼女は遺伝子上の複数の両親を知らずに生きてきたし、知る気も無かった。

 養父母と義妹が彼女の家族の全てであり、その事実と関係に心から満足していた。

「ならば、良いのですが」

「気にするな」

 会話を打ち切るつもりでサクヤは左前腕部に着けた腕輪上の情報端末装置を叩いて必要なデータを呼び出した。

 目の前に二枚の空間投影情報画面が浮かび上がるように現われ、そこへ撫でるように指先を画面上に這わすと、部屋のセンサーが彼女の指の動きを正確無比の精度で拾う。

 2枚の画面には今回新たに編入される遺伝子調整者デザインたちと、成績優秀の評価を受けた健常者や遺伝子交雑者ハイブリッド達の名簿一覧が現われた。

 遺伝子調整者デザイン達の中で目に付く者をピックアップして、出陣式での算段を始めた。

 細かいことは秘書に任せるとして、誰に声を掛けるかだ。

 全員を揃えるのは時間の関係で厳しい。

 無難に成績上位12名のデザインを選ぶ。

 秘書へは艦内の軍用ネットワークを使い、自分の空いている時間で設定するようにとメールを送る。

 細部計画は秘書の仕事だ。

 そこそこ付き合いが長い、彼女の女性秘書は段取り上手だ。特に注文は付けない。

 声を掛けるデザインの中では、やはり今期の首席であるフランチェスカ・<東郷>・トモエが目に付いた。

 同じ東郷の遺伝子を持つ者だが面識はない。

 少し興味をそそられた。

 NEUと一部アフリカ諸国を主体とする第二聯合艦隊との、新たなるパイプ役になるほどの成長をして欲しいものだ。

 次席のクリスティーナ・〈ネルソン〉・ハンブリングもなかなか興味深い。

 彼女は、日本とは馴染みの深い第一聯合艦隊を有する米英連合との重要な橋渡し役の候補者だ。

 首席次席共に甲乙付けがたい成績優秀者であり、今後の活躍を想像するとサクヤでも胸が躍る。

 他にもフランスの〈ボナパルト〉、ドイツの〈ハインリッヒ〉、アメリカの〈ゴードン〉の名も見える。

 皆、中々興味深い。

 有望な遺伝子調整者デザインが若い内に様々な経験を積めるようにと、他国の艦隊で教育を受けさせることがままある。

 彼らはそういった人材であり、それだけに背後にある国家の期待を読み取ることが出来た。

 言葉にこそしないが内心楽しみながら各種段取りのことを考えていたサクヤだったが、一人の情報士官が上げた定時報告により中断された。

 内容は日本軍情報本部からのもの。

 戦闘団の最高司令官の前まで進み出た情報士官はいつも通りの動作として、戦闘指揮所の中央に位置する巨大モニターに太陽系の星図を映し、それから簡単な説明と共に敵味方の位置を示した。

 太陽系内に敵であることを示す赤い記号マーカーは、ただひとつ。

 それは海王星の公転軌道を少し越えたところにあった。

「もうすぐ、ヤツらが海王星宙域の観測圏内に入る」

 スクリーンを見詰めて呟くサクヤの視線は刃物のように鋭い。

「敵先遣隊が、ですか?」

「おそらく、先遣隊の先遣隊だ」

 今はまだ敵の斥候が人類側の哨戒網に引っ掛かったにすぎない。

「それは問題ですな」

 それでもアウグストゥスの口調は他人事だった。

「…………」

「しかし、予想される敵の主力に比べれば塵芥」

 今回の敵の主力と思われるものは、未だに見つかっていない。

 だが――。

「その塵芥に毎回のように滅ぼされ掛けているのだ、人類われわれは」

 サクヤが苦々しく言い放つ。

 人類はすでに二度も滅ぼされかけた。

 その為に世界規模の統一国家組織である人類連邦と統合軍が組織され、万が一に備えて、人類播種計画までも同時進行中なのだ。

「そうでしょうか?」

 話題の重たさの割には、アウグストゥスはさも面白そうに話す。

「滅ぼされるのは人類だけで、超人類は生き残るのかもしれませんよ」

「博士。それは、あなたの言葉遊びに過ぎない」

「既に我々は旧来の人類から逸脱しつつある。光合成可能な人類も実用試験段階の目処が付いた。植物であり、動物でもある霊長類。もう、人間という枠組みを越えても良いのではありませんか?」

「定義付けの議論を楽しむ気はない。光合成しようがしまいが、姿形が多少変わろうが、私にとっては守るべき人類であることに変わりない」

 彼にとっての超人類とは遺伝子調整者や遺伝子交雑者のことであり、アウグストゥスは彼らこそ人類の主体となるべきだと常々口にしていた。

 アウグストゥスの持論に対し、サクヤは少々批判的だった。

 彼女にとって遺伝子の型や規格など、どうでも良かった。

 人間が営む人類社会が守りたいものであり、また養父母や義妹をはじめとする友人知人を守るだけでも命を賭ける価値があると信じている。

 定義づけや多少の差異など議論するに値しない。

 そう思えるほど彼女の人間関係は、遺伝子調整者デザインでは珍しいほどに恵まれていた。

 それはプライベートでも極めてよい人間関係を構築している証左ともいえた。

 この議論の先が、常に平行線なのはお互いに知っている。

 先にアウグストゥスが話題を変えた。

「司令。配属予定の新兵たち、彼らの練度が気になりますか?」

「ああ、それは、な。だが、出港まで、まだ時間はある。月月火水木金金は日本軍、いや第三聯合艦隊の伝統だ。訓練できる時間は限られているが、私は新兵をみすみす見殺すような真似はしない」

 サクヤは静かに右の握り拳に力を込めた。

 新兵どもを生き残らすためには鬼にもなろう。そう、固く決意する。

「そうですな。私も、青春すら終えていない若者たちがただ散っていくのは忍びない。迎撃宙域に到着するまでに、一度くらい敵についての講義を行いましょう」

「それは助かる。是非、お願いしたい」

 サクヤは素直に喜んだ。

 彼は総合科学者ジェネラリストであり、敵である異星生命体の一つ、INVELLインベルの研究に秀でている点が買われての配属である。

「で、あれば、第三艦隊に司令以外の12年前の生き残りはおりませんか? 当時の生き残りの声には、誰もが真摯に耳を傾けましょう」

 アウグストゥスの提案に喜色を浮かべていたのも束の間、サクヤの顔は見る見るうちに険しくなっていった。

「なにか、問題でも?」

 司令の顔色が変わるような理由に、アウグストゥスは興味が湧いた。

「居るには居るのだが……」

 美貌の提督が言い淀むのは大変珍しい。

「別に、名演説をさせるわけではありません。録画を編集しても構いませんが」

「いや、彼は止めよう」

「司令がそこまで躊躇うような人物なのですか?」

 二万人以上の部下を率いる彼女が覚えているような人物だ。

 階級など関係なく、豪腕か凄腕で名を鳴らすベテラン士官か、そうでなければ歴戦の最先任下士官だろう。

「ああ」

「――で、それは誰なのですか? 正直、興味が湧きます」

 畳み掛けてくる技術顧問に、内心サクヤは珍しいことだと驚いた。

 少しだけ思慮したが、名前を言うくらいなら問題ないと判断する。

「博士の興味をここまで引き付けるとはな。増強第一七海兵団司令の黒田大佐だ。彼だけは駄目だ。間違いなく、新兵の士気を挫く」

「厳しい現実を聞いた新兵の士気は、どうしても落ちるものです。それは致し方ないことではないのでは? まして、部隊番号が二桁とはいえ、仮にも司令の要職につく人物とあれば、それなりに配慮するのでは」

「実力は折り紙付きだが、アイツにその手の配慮を期待をするのは無駄だ」

「今回の判断、いつもの伊佐波司令らしくないですな……」

 アウグストゥスは驚きを隠すために、敢えて無表情になるように努めた。

 もっとも何時もは何もかも面倒くさがる彼が、ここまで喋ればそれだけで興味があると言っているようなものだ。

「例えそれが私らしくなくても、だ。悪影響の方が大きい。アイツの講話の後に自殺者でも出たら、一生涯悔やむことになる」

 大げさな表現ではあるが、嘘ばかりでもない。

 それが分かっただけでも、アウグストゥスには面白かった。

 その人物に嫌が応にも興味が掻き立てられる。

 彼は黒田の名を忘れないように、と記憶に留めた。

 一方、サクヤは嘆息した。

 義妹の恋人である黒田大佐とは彼女自身もそれなり以上に親しい間柄だが、彼の言動は誤解を受けやすいことをよく知っている。

 その上、彼は誤解を受けても気にしない。

 それどころか、それらを耳にしても改めようともしない。

 むしろ、それを楽しんでいる素振りすらある。

 控えめに言って悪評の方が多い――いや、自ら悪評を作り上げることを好む。

 そんな実戦叩き上げの司令官だ。

「それほどまでに危険だと?」

「それほどまでに、だ」

 サクヤは苦虫を噛み潰したような顔で、オウム返しに頷く。

 確かに、実戦を経験した部下――それも司令官がいるのは心強い。

 しかも気心が知れている間柄だ。

 第三聯合艦隊総司令部はそれらも踏まえて、彼女の下に第一七海兵団を配置したのだろう。

 黒田とは共に死地をくぐり抜けた仲なのだ。

 実力は把握しているし、頼りになる男だと言うことも知っている。

 ただ――。

 黒田のことを考えると、伊佐波・<東郷>・サクヤの胸の奥が少しだけ痛んた。

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