終章への応援コメント
読了しました。
面白かったー!
泉に守られた国、その泉と王位の関係、そして泉外の民、空想の中でしかない泉国や牙領の息づかいが鮮明に感じられる物語でした。
政争あり隠謀あり、そして、それに関わる人たちの義と愛と誇りが合わさって、どの登場人物も生き生きとしていて愛着がわきました。
素敵な物語をありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
作者からの返信
おつかれさまでした!
最後までお読みくださりありがとうございました。
面白かったと言っていただけて感無量です!
ひとまず彼らのは戦いは区切りを迎えました。
唐突ですが、好きな某アニメで第三次世界大戦は水を奪い合う戦争になるというセリフがありまして、やはり人が生きるために欠かせないものは争いの火種になるだろうなあとしみじみ思いました。
この物語の主軸のひとつは泉つまり水を巡る戦いでもありました。ファンタジーと現実世界を結びつけるのはナンセンスかもしれませんが、少なからず影響を受けると自分は思っておりますから、書きながら今の暮らしと比較したものです。
長々と真面目ぶってすみません。彼らの物語を通して誰かしらになにか残るものが伝わったらいいなと思っています。
貴重な時間を割いてくださり本当にありがとうございました。
合澤臣
衍章〈二〉への応援コメント
激しい戦いが終わり、次への戦いの間の「衍章」、ひとまず終わったという安堵と次への戦いの不安を抱きながら拝読させてもらいました。
独特な弔いの文化だったり、耆宿院と城の確執だったり、家を継ぐことへの考え方だったり、牙族の営みがとてもリアルに描かれていて、興味深かったです。
まだまだ謎をはらんだまま、後半もじっくり読ませてもらいます。
【追伸】
金曜日より自主企画にて紹介させてもらっております。今週は「【みんなの本棚】恋愛×ファンタジー」というタイトルから始まる企画です。
何かありましたらご連ください。m(._.)m 何もなければ、レスなし塩で問題ないです!
作者からの返信
ありがとうございます!
泉国と泉外では価値観や考え方が大きく違うということを
印象づけるエピソードだったかと思います。
前半部分、お疲れさまでした。
すてきなレビューに加え、企画欄にてご紹介いただき誠にありがとうございます。とても励まされました!
合澤臣
終章への応援コメント
完結おめでとうございます!
最終話を心して読ませていただきました。終わってほしくないからこそ、開くのが怖かったです。
沙爽と歓慧の婚姻がまだ二年先だなんて、ええー!という衝撃でしたが、これは当のお二人が一番衝撃を受けていることでしょう。ちょっとだけ、珥懿がほくそ笑んだような気がしてなりません。
続く小篇が別サイトでの掲載とのこと、残念ですが(現在、ヨムもカクもカクヨム限定で活動中のため)、またこの世界に浸りたいと思います。
本当に深くて、人間味の溢れる素晴らしい物語でした。
ありがとうございました!
作者からの返信
ありがとうございます!
書きながら自分も終わってほしくないなと思いつつ、
無事になんとかおさまってほっとしています。
そうなのです。二年間で婚儀の準備をしなければ、ですね。
なにせどちらもまったく輿入れ受け入れの用意ができていないので
二年でもバタバタするかもですね。
珥懿もタダではやらんぞというかんじでしょう笑
たくさんの♡やコメントにいつも励まされました。
ありがとうございました。
小篇のほうは、気が向けばまたお願いいたします(^^)
合澤臣
四十六章への応援コメント
大変革ですね。まさか珥懿が当主の座を明け渡すなんて。
沙爽と歓慧のシーンはとてつもなく良かったです。
この二人ならではの雰囲気で素敵です。
作者からの返信
耆宿院で審問を受けたときの発言からしてそう決めていたのかもしれません。
言動が苛烈であることに加え、若くして当主になったのに結婚もせず継嗣もつくらないのは異端であることは本人がいちばんよく分かっています。とはいえ、自分のせいで一族をかき乱し弱体化を加速させるのは本望ではないのでこの選択になったのでしょう。(けっして責任を逃れたいと思っているわけではありません汗)
沙爽と歓慧のフワフワ時間を入れられてこっちとしても満足です。
自分の存在を肯定する為に必死で生きてきた彼女が真に大切な人を愛せるようになってほしいと願うばかりです。
ありがとうございます。
合澤臣
四十四章への応援コメント
こんな素敵な作品をいままで存じ上げませんでした。
並々ならぬ博識とダイナミックな構想力の宝箱ですね!💎
拙作『川島芳子』にたくさんの★と過分なレビューを賜りまして、本当にありがとうございます。膨大な投稿に埋もれていた作品に煌びやかな光を当てていただき、芳子さんも喜んでくださっていると思います。
合澤臣様のますますのご健筆を心よりご祈念申し上げます。
作者からの返信
上月くるを 様
こんにちは!ちまちまと寄らせて頂いておりました。
実在の人物の生涯にスポットを当てた作品はとっつきにくいものも多いなか、
御作はとても読みやすく当時の政情の流れも掴むことが出来てとても勉強になりました。
生芳子さんに会ってみたくなりました。
畑違いの拙作にもお褒めの言葉をいただきとても嬉しいです。
ありがとうございました。
合澤臣
四十二章への応援コメント
斉穹の過去もなんとも凄惨ですね。環境が人を創るのか、泉太后の思惑が渦巻く中、撫羊もまたそこに巻き込まれ、結局「人が一番怖い」というアリキタリなところに考えが行き着いてしまいました。
嗢噱した(わらいくるった)なんて表現も初めてみました。そういったところも、こちらの作品を読んでいて、新鮮で面白い部分だなと思います。
最後の珥懿の一言はずっと言ってやりたかった感に満ちていて、私も笑ってしまいました。
作者からの返信
アリキタリで普遍のことが裏返せば結局は一番おぞましいのかもしれませんね。なくせないということですし。
すみません、つい素敵な漢字を発見すると使いたいなあと思いやらかします。とはいえ読んでくださる方に意味が伝わらなければ~と。
このお話ではルビは必須です。こういう表現ができるのも日本語の良さだと思っているのですが汗。
やりすぎないよう気をつけます。
珥懿さまは自分の中では性別を超越しております。本人は性自認はあるものの着るものや使うものや「らしさ」についてはあまり拘りのない御方です。外見がそうですしそういう育ち方をしました。
合澤臣
編集済
四十一章への応援コメント
「泉根」というワードはなんとも言い得て妙ですね。
そこにさらに斉穹が泉根ではないという衝撃の事実……!
複雑に絡まる降勅の仕組みも人の関係も益々気になります。
また珥懿と沙爽、どちらも妹を持つ兄だったのですね。
ずっと解っていたことではありますが、このエピソードであらためて、二人に共通して、どこか共有しているような想いがあるのかなと感じました。
作者からの返信
いつもありがとうございます。
あくまでこの章と次章で斉穹が語っていることは彼自身の分析にすぎません。
彼らにとっては天とはそもそも人の理解し得ない超自然の力であり、深く考察しても全容は分かるはずのないもの、この世界を構築する定められたシステムという認識です。
パズルのように嵌め込みその形を把握する、または実験と同じく行動による結果においてしかその意図を汲めないものです。
斉穹は残虐で倫理に反していましたがその点においてはかなり先進的な(言い換えれば冒涜的な)考えを持っていました。
珥懿と沙爽は少なからずシンパシーを感じる部分はあったかと思います。
片方は絶対に認めないでしょうが笑。
合澤臣
三十九章への応援コメント
珥懿が舞う光景は何故あんなにも美しいんでしょう。
殺伐とした戦場であるはずなのに。
でもそれ以上に珥懿の窮地に沙爽が滑り込むシーンが感動的でした。
聞得の鼻が利きすぎることが戦場では不利に働くって考えてもみなかったので、ガツンとやられました。(大釤じゃなくて命拾いした……)
牙紅珥懿、斉穹朋嵒、沙爽鼎添と皆が皆フルネームなので、ああ、そういう局面なんだな、と改めて正座した次第です。
ついに撫羊との対面……こんなにもあっさりと前触れもなくこの時が訪れるとは……いや、パンパカパーンとかそういう登場シーンは有り得ないんですけど……酷ですね。沙爽……
作者からの返信
いつもありがとうございます。
珥懿の美しさが伝わってほっとしております。代わりにめちゃくちゃ口が悪くてすみません。
聞得は[門]を調整できます(砂熙がやっていたように)。
なので訓練と本人の技量次第によってあえて鼻を利かなくすることが出来る筈なのですが、珥懿は能力が人外レベルなので自制の限界値が仲間より低いです。鈴榴にへたっぴと言われていたのはそういうことなのでした。
そして今回は斉穹にそれを逆手に取られてしまいました。
撫羊、背後からさらっとやって参りました。。。
合澤臣
三十八章への応援コメント
「絶対に許すものか。殺してやる……必ず私が二泉を皆殺しにしてやる」というキャッチコピーは誰の台詞だろうと思っていましたが、まさか姚玉……戦力が、しかも混乱の中でまとめる立場の者を失うって、想像を絶する不安が過るものだろうなと。
冒頭の沙爽の頌詞、カッコイイ! と呑気に喜んでいましたが、なんとも一筋縄でいかないですね……水虎まで傷つけられるとは。
作者からの返信
こんばんは。
今週のキャッチは彼女の憎悪がこもって殺伐としてしまいました。
まさか後方がやられるとは思いもしなかったので衝撃と絶望がより大きかったのです。。
沙爽は自分で「学もない」などと言っていますが公子のひとりとしてそれなりに厳しく教育されてきたのでスラスラでしたね。きっと唯真とかは(めっちゃ言えるじゃん……)と思ったことでしょう笑
ありがとうございます。
合澤臣
三十六章への応援コメント
猋は珥懿が許したから沙爽の命を聞くのだろうけれど、どうも沙爽自身が好かれているように感じてしまいます。そしてそうだったらいいな、と。
沙爽と歓慧の再会シーン、素敵でした!
やっぱり沙爽の真っ直ぐなところは魅力的ですね。
またこの二人のやりとりに遭遇できて嬉しいです。
この先の沙爽と撫羊の行く末がどうなるのか、まだあって欲しくないと思ってしまうのですが、彼らも決着を望んでいるでしょうから、大人しく見守ることにします。
作者からの返信
こんばんは!
沙爽と歓慧、ひとまず無事に会えてほっとしました。
あんな別れ方をしたのでつい抱きついてしまいました笑
沙爽と撫羊のこと、お見守りください……!
合澤臣
三十四章への応援コメント
なんとも緊迫感のあるエピソードでした。
今まで息を潜めていた心の格差のようなものが浮き彫りになったという意味でも。
歓慧の行方も未だ分からずで心配ですね。
作者からの返信
ありがとうございます。
この世界で由霧を渡れるのと渡れないのとでは生き方がまったく違ってきます。
物理的にもですが、牙族の特殊な社会構造の中では特にそうですね。
でも芭覇のように聞得であっても当主に対して尊崇と忠誠よりか敬遠して
反発してしまった人々が今回の叛逆者たちにはいたわけで、彼らは今の一族を壊すことで新たな環境をつくろうとしました。珥懿の思う『大波』への乗り方とはぜんぜん違いました。
ただ炎のことについては、もしかすれば別の道もあったかも、と思います。
珥懿のなかでも彼は特別なので、特別枠のまま接していたために最悪の結果で裏目に出たといいますか。残念です。
合澤臣
編集済
二十九章への応援コメント
序盤の「編み込まれた織りの中でのみ自身の意思を巡らせることが出来る」という表現が素敵だなと思いました。
また久しぶりに沙爽と歓慧のやりとりを見れてほんわかしました。
それに沙爽と撫羊の関係がどういった雰囲気かも気になっていたので、この章で沙爽が撫羊と争いたくない気持ちがよく分かりました。
一つだけ、この章を読んで疑念が湧きました。
外れてくれることを願って読み進めたいと思います。
作者からの返信
ありがとうございます。
もはやあのふたりの絡みは唯一の和み空間ですね。
そういえば、沙爽が個人として撫羊のことをどう思っているか
今まで触れて来なかったですね。
とにかく彼にとっては『よくできた妹』です。
不穏な疑念が……汗
是非外れてほしいです……!
合澤臣
二十八章への応援コメント
前エピソードで沙爽が拐われたと聞いて、まさかと思いました。
こちらのエピソードを読んでなお、信じたくない気持ちが……
情報が間違い(もしくは嘘)であれば……現場に混乱を招くだけなので良くはないですが、願わずにはいられません。
また、砂熙とその父・礼鶴のやり取りがとても素敵でした。
特に礼鶴の安定感が、この緊迫の中でとてつもない存在感を放っていますね。
作者からの返信
こんばんは。
沙爽は受難続きですね……頑張ってほしいです。本当に……
安心・安定の礼鶴です!歓慧が義父と慕うだけのことはある人です。
砂熙のことは世界でいちばん大切ですが束縛はせず一人前として扱う
分別をわきまえた冷静な男です。
目立たないですが確実に一族に貢献している縁の下の力持ちてきな……
個人的にも気に入っている人です。
クローズアップしていただき恐縮です。
合澤臣
衍章〈二〉への応援コメント
珥懿が子を成すことに対して真面目に悩む辺りが、むしろ人間味を感じられて好感を持てました。
万騎のお二人や彩影の茜も、そういった当主の立場よりも人間味の部分に惹かれて、慕っていることがひしひしと感じられるエピソードでした。
作者からの返信
実は珥懿の内面の心情についてはなくても良いだろうかと悩みました。
ただ自分の中ではこの話の主人公はあくまでも沙爽と珥懿の二人なんです。
なのでこのまま珥懿が何を考えているのかを表さないままだったら、
ただの口の悪い奴になってしまいそうで笑
仮にも沙爽が見込んだ相手ですから根っこの部分も少し晒しておくべきかなあと思った次第です。
本筋が進まない章なので衍章とさせていただきました。
合澤臣
十九章への応援コメント
私は四泉の贄なんだ……その心中も、沙爽がずっと未来に可能性を想像する心の内も、胸が締め付けられるようです。
作者からの返信
四泉王家は外戚一族の力が強いので彼も母と母方の親族を重んじるよう
すり込まれて育っています。
そんな環境で腹違いとはいえ三人の兄を亡くし、王位は棚からぼた餅だった
わけですが王になっても周囲の圧力は依然として存在しむしろ強くなります。
加えて少しでも長く生きて跡継ぎをつくらなければならない。沙爽の性格ですと
すべてのことを決められた生き人形の人生だと感じているでしょう。
できるものならとっくに妹に譲っていました。
ここはとても脆弱で不完全な世界です。でもその中で生きなければならず、
亀裂を入れるのにはなにがしかの外の力が必要だと結論したのかもしれません。
人物ひとりひとりに感情移入出来るわけではありませんが、コメントを頂くと
沙爽の言動の裏側にある、そう考えるようになったきっかけ、などについて
自分も整理ができて助かります。(失礼ですみません)
コメントいつも読み返しています。
ありがとうございます。
合澤臣
九章への応援コメント
やはり歓慧と沙爽のやりとりは素敵ですね。だからこそ、より沙爽の背負う宿命に胸が締め付けられます。この年で遺言をしたためようなんて……
また牙族の族主さんも、やっぱり素敵です。沙爽とほんの少し打ち解けた様な雰囲気が、少しだけ緊張感を解いてくれました。
こちらのエピソード、とても気に入りました!
作者からの返信
蒼翠琥珀 様
ありがとうございます!
沙爽は世間知らずですが、とても素直で真面目に育ちましたね……
何事にも一生懸命な歓慧とはなるべくして仲良くなったというか。
お互いにそういう性格なので一緒にいて心地よいのかもしれません。
珥懿は当初はこんなに意地悪ではなかったはずなのですが、
ひねくれちゃいました。
族主もまた特殊な一族牙族の王という立場で、いろんな荒波に
揉まれてきて優しいだけのままでは乗り越えて来られなかったのだと
思います。でも本当はめっちゃ優しいです。おそらく。
楽しんで頂けて嬉しいです。
合澤臣
終章への応援コメント
最後まで読ませて頂きました。
この世界観にいつまでも浸っていたい、読み終えてしまうのがとても名残惜しいです。
素晴らしい時間をありがとうございました。
作者からの返信
ありがとうございました!
長らくおつかれさまでした。
名残惜しいと言って頂いて感無量です涙
本当に最後までありがとうございました。
合澤臣