第10列車 特急おおぞら1号 帯広へ
7時17分、列車は駅到着アナウンスと共に入線し到着。到着の列車は「特急おおぞら1号」
帯広までの間の途中、田畑だらけの光景やトンネルを通り抜けた山間部は白銀の世界、御影を過ぎれば雲一つのない快晴で雪などは一切積もってもいない2時間前に見たような光景が高速で流れる車窓から見れたのである。生まれた時からずっと北海道にいるが、短時間でこんなに変わるのは我ながら初めてだ、何より車内は空いていて座席は倒しやすい環境だったので快適だった。そして肝心な帯広は、都会だった、そして寒かった、流石は冬場の北海道だけある。帯広駅構内には豚丼などが売ってある店があったり、地元特産品の炭酸飲料水、清涼飲料水が売ってある自動販売機があった。ところがこの自販機、様々な味があったのだが今でも忘れなかった味がある。「黒豆サイダー」だった。とはいっても買わなかったが衝撃的な味の名前であった。黒豆とサイダー?なぜ組み合わせようと思ったのか謎である。次の列車は「帯広9時53分発、特急おおぞら4号 札幌行」である。私は帯広では約30分滞在し、札幌へ向かう。。
乗車した特急おおぞら1号に使われた車両は、2022年3月のダイヤ改正にて定期運用から退いたキハ283系である。
線路上でカーブを通過する前に車体を少しだけ傾けて走行する振り子式の車体傾斜装置を導入されている車両でカーブ区間が多い石勝線などでは札幌~釧路間おける時間短縮にも貢献した車両である。また、この車両はJR北海道が所有する振り子式車両は2番目に登場した車両である。1番目は2022年5月現在、札幌~函館間を走行する特急北斗の定期運用を持っているキハ281系車両である。このキハ281系ができたおかけでキハ283系が存在するといっても過言ではない。
そんなキハ281系もそろそろ運用を終える時期が来るようだ
〜エピローグ〜
時代は進む。私たちはその流れが早い中で生きている、技術の向上・進化、病気の治療の開発の新たな境目。ダイヤ改正で生まれてゆくものと消えてゆくもの、それぞれが想い描いていたものとは同じであったり、違っていたり。そんな中での私の一人旅であり、途中下車の旅。私は「青春とは?」「己の心の中の葛藤」「学生にしか経験とは?」様々なことを日々考え続けてきた。この作品が「面白い」「面白くない」「微妙」のパターンのそうである。だが、一人旅をして見たらそんなことはどうでも良くなった。遠くに行けば行くほど。この経験は私にとっては価値がめちゃめちゃあるだろう。
〜あとがき〜
最後までご覧いただきありがとうございました。作者の無才能です。長らくは投稿していませんでしたね。気づいたら順位が上がっていてびっくりしたのはつい先日のことでした。まだ読んでくれている人がいるんだなと感動した同時に素直に申し訳ないと思いました。ですが、このシリーズが長く続いているのも今、ご覧いただいている読者の皆様のおかげでもあります。本当にありがとうございます。何はともあれ、これからもリハビリがてらちょっとづつ投稿していきますので、そのお付き合いどうかよろしくお願い致します。
2021年12月17日 無才能
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます