第6列車 夜行列車
現在も数少ない走り続ける寝台特急、定期運用を持つのはサンライズ出雲・瀬戸ぐらいだろうか、臨時で走るのはムーンライトながらぐらいだろう。寝台特急や深夜に出発し翌朝に着くことを夜行列車なんて呼ばれていたする、もはや夜行列車という言葉すら死語になるかもしれないのである、昔は片手では数え切れない程の夜行列車が走っていたのである。代表的な列車は寝台特急北斗星、寝台特急トワイライトエクスプレス、寝台特急あさかぜ、寝急行はまなすや急行きたぐに、ぐらいでみんなが知っていそうな列車ばかりだろうか?、この他にも多くの夜行列車は存在していた。人々が旅行する時や帰省、巣立ちや上京していく姿は国鉄時代では当たり前かのような光景であった。国鉄時代では速達化と利便性の向上の波もあったが鉄道を使い、ゆっくりと遠くへ行って旅をしたりすることの波の方が遥かに大きかったであろう。だが、JRや私鉄の現在は速達化と利便性の向上の波の方が大きくなってしまったもので航空機や自動車などに負けない為でもある。しかしながら、夜行列車の老朽化の進行は勝てないもので老朽化した車両を維持すればするほどその分、会社側も多くの維持費を出さなければならないのであり、需要少なければ廃止、廃車になってしまうのである。もっと言えば保線の時間などが少なかったがそれが今現在ではその時間をなるべく多く確保するためでもあると言えるのではないか。多く夜行列車が走り続けられたのは人々が時間と心が余裕があったのであって、今現在はどうだろうか、私が感じる限りでは時間と心の余裕が無くなっている。また、人々が時間と心の余裕が戻って、夜行列車の復活を密かに願うばかりである。
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