第5列車 旅客鉄道

 今日も走り続け、私たち乗客を安全に時間を正確に目的地まで運んでくれる鉄道。これは日本の鉄道の特徴だろう、世界から見ても日本の鉄道は素晴らしいと思う。鉄道を常に利用し続けている私として悪天候でも運転見合わせしてや遅れてまでも動くのは感謝でしかない。

 2021年2月13日 午後11時08分頃に福島沖で発生した地震後、東北新幹線では盛岡から那須塩原なすしおばら間で高架の損傷や架線柱の損傷した影響で東北新幹線で輸送障害が発生した為、その区間が進めなってしまった。その翌日の2月14日では那須塩原から上野間で在来線、東北新幹線救済臨時列車が走った、その更に翌日の2月15日では特急ひたち号の1部列車がいわき~仙台間で臨時快速列車として走った。15日の夕方に仙台を出た特急ひたち22号は上野到着までの区間で悪天候や線路点検の影響で品川到着予定だったが上野に変更し、約8時間余りの遅れで午前2時40分頃に到着。8時間遅れと言うのは寝台特急以来何年ぶりだろうか、運休や運転打ち切りの手段があっただろうがそれもやらないずに運転士さんや車掌さん、駅員さんなど多くの鉄道マンの方々がお客さんを安全に目的地まで運ばせてくれたという本当に頭が下がるばかりである。

 鉄道系大物YouTuberが言ってた「人が鉄道を動かしている」のというはまさにこの事に当てはまるのではないだろうか。東日本大震災から10年ほどの月日が経ち、鉄道は進化し、様々な場面にあったシュミレーションを研修や訓練を行い、その研修や訓練が成果に出ていると言っても過言ではない。人が鉄道を動かし、様々な場面に立ち向かい、困難と苦労を乗り越え、今日も人と鉄道が手を結び合い、時間通りに安全に目的地までお客さんを運び続けている鉄道。これからも鉄道の進化しは止まらないであろう。

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