第4列車 切なき発車メロディー
「旅立ちの鐘」…こんな言葉は聞いたことはあるのだろうか、こんな言葉を聞くのは鉄道ファンやJR北海道の職員、車内清掃員ぐらいしか居ないだろう。
「旅立ちの鐘」というのは、場所にして北海道は南側にある
函館駅7番線には特急列車が札幌に向けて出発準備をしている。発車まで残り10分。ホームでは、急ぎで列車に駆け込む人や家族連れの子ども、おばあちゃん、おじいちゃんを見送る人たちなどがいた。
発車3分前、「カーン…カーン…カーン…」と発車メロディが鳴り始める。いよいよ特急列車は約300km以上離れた北海道最大都市、
この駅でもまた人々の物語の一面を見る事が出来たのである。国鉄時代ではこういうが日常茶飯事だったのではないだろうか。スマホが使えてインターネットがある現代ネット社会の今、そういうのは随分少なくなった気がする。スマホさえあれば仲間や家族にすぐに連絡出来るものであるから。
たまには駅ホームで人を見送るのは良いではないだろうか。やはり、駅ホームで人を見送っても何か心に来るものがある。
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