第3列車 夜汽車

私はたまに帰りが遅くなり、時間帯として夜遅くに列車に乗るときがある。急いで改札で通り、ホームに着いたと同時に特急列車がホームに入線、急いで列車に乗り込む、「ピィーー!!!!」と車掌さんの笛と同時に扉が閉まり、発車。列車は私が乗った駅から列車は出発、エンジンを唸りながら終着駅まで走る。車内はアナウンスが流れながら車掌さんの車内改札が始まる、車掌さんが席を通り、一人ずつ、乗車券、特急券や指定席など確認、そして席を倒して疲れた顔をして寝ている会社員、パソコンを使って残った仕事を片付ける会社員、帰省から自宅へ帰る大学生、子供は流れゆく車窓を興味津々で見ていて、思い出話などをしている家族などが列車内で過ごす。車外は停車駅以外に途中駅を飛ばしながら高速で明るい街並みが流れてゆく。時間を忘れ、このままどこかへ行きたい、遠くへ。世の中は国鉄時代という昭和の時代だったのならば、夜行列車に乗り朝まで過ごすだろう。世の中は昔より厳しくなり、夜行列車は昔ほど少ない、もっと言えば昔より路線も少ない。数少ない夜行列車や夜を走る列車をどう楽しむかは読者次第ではないだろうか。




〜あとがき〜

第3列車を読んで頂き誠にありがとうございました。今回は夜汽車をテーマに書きましたが、夜汽車って聞くと寝台列車とか夜行急行を思い出してそれも詰め込もうとしましたが読み手の視点で見ると無理やり感凄いなっていうのが目に浮かんで来たのでそれはなしにすることにしました。つぎはいつになるかは分かりませんが今後とも読んで頂けますと幸いでございます。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る