第237話 かるのこの渡るを待てる車列かな
通勤道路は二川に挟まれた裏道で、この季節、母鴨に率いられた仔鴨の列が車の往来の激しい道路を横断して、西の川から東の川へ移動する風景に遭遇しました。
そういうときは、信号でなくても(笑)、いつでもどこでも車は急停止させます。
🐥
ある日の夕方、ケイコの車はうしろに長い車列を従えた最前列となり、1列縦隊でヨチヨチ一所懸命に道路を横ぎって行く鴨の親子をフロントガラス越しに見守りながら、無事に目的の川にたどり着けるよう、手に汗を握って応援していました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます