第204話 三人に三つのスマホ春の宵
値千金と言われる春の宵、ファミレスの一画に陣取った家族連れは、メニューを開いて好きな品をオーダーすると、申し合わせたようにスマホを取り出しました。
あとは無言で料理の到着を待つ……。
――別にいいんだけどね。
デジタルオタクを自称するユリエは独り席で思います。
別にいいんだけど、でも、ちょっとアレじゃないの?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます