第203話 あたたかや美形の犬の長まつげ

 

 

 

 春の日差しが強くなって来ると、間近に見る犬の睫毛が、くっきりと影を……。


 生まれも育ちも年齢すらわからず、保健所 → 動物保護団体 → わが家 とたどって来た犬の、ことさらな美形が、かえって悲しいのです。(´;ω;`)ウッ…


 

 ――もう大丈夫だよ、一生、うちの家族だからね。💑


 

 ひどい目に遭わされながらも人を疑わない犬に、イトはやさしく語りかけます。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る