第146話 【完】としてマウスを放つ春の雪
小説は創作(フィクション)であることは当然ですが、歴史上の人物をテーマにした場合、史実にどう想像(創造)を織り込んでいくかがケイコの悩みどころ。
ことに、男性の附属物みたいな扱いだった時代の女性においては、名前や生没年すら記録されていないのですから、詳しい経歴を知る資料類は皆無に等しく……。
仕方なく、男性の痕跡から妻や娘の生涯と、それに伴う喜怒哀楽を推し測るしかないので、読者のイメージと一致しない場合、ちょっとアレだったりします。(*_*;
🍃
そういう見方もあるだろうな、と受け留めつつ、でも、わたしの作品なんだからこれでいい……そんなことを繰り返していると、やはり平静ではいられずに……。
結果、負を引きずることはやめにしようと一大決意し、朝7時から夜11時までパソコンに向かいっぱなしで、一気に長編を完結させました(下書きはあり)。
これですっきり! と思ったのですが、まだ何となく隔靴掻痒の感が残り……。
で、エンディングに追記したんですよね、本音。相応の反発を覚悟のうえで。
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☆彡 この拙い物語は、400年後のいまも、現代社会の地脈を轟々と奔るおどろおどろしき旧弊――子(ことに男子)を産まない女性が苦しめられつづけている非人道的かつ基本的人権無視の不条理――の実態への敢然たる挑戦です。(´▽`*)
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もう連載しないんだから意見も来ないだろうし、来ても無視することにしようと思い決めたら、今度こそすっきり! 次なる挑戦に移行するケイコです。(^_-)-☆
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