閉じる
表示設定
目次
第145話 鮮やかに色を凍らせ冬すみれ
玄関先の丸いプランターの寄せ植えは、つましい生活を心がけるケイコの家のたったひとつの飾りで、出入りのたび四季の花々が目と心を楽しませてくれます。
🌷
ただ、唯一、いまの季節だけは花がありません。いえ、あるにはあるのですが、秋植えの黄色や白や紅や青や紫のビオラが、咲いたまま凍りついているのです。
不思議なことに凍っても枯れはせず、１～２月の厳寒期が過ぎれば、再び以前の花びらがよみがえり、きれいな花を咲かせてくれます。そうです、まるで氷河期のマンモスが目を覚ましたみたいに。そのときのうれしさといったらもう！§^。^§
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます