応援コメント

第104話 千姫の疑心暗鬼や雪もよひ」への応援コメント

  • 千姫に限らず、他家に嫁ぐ姫は両家を繋ぐ橋にならねばならず、状況によっては密偵にならねばならず。
    賢くなければ務まらないな思ったことがあります。

    両家が戦闘状態になった時、生家に戻るか、婚家に残るかは自由に選べたのでしょうか。
    千姫は夫と姑の命乞いという任務のために生家に戻ったのですね。しかし叶わなかった。なんとも悲しいことです。

    作者からの返信

    最新の大河ドラマでも、信長の娘・五徳の苦悩が描かれていましたが、あの苛烈な父親と婚家の板挟みで辛かったろうと思います。

    千姫の純真など武将間の戦の前にはなにものでもなかったでしょうね。
    のち、千姫にはひどい噂話がつきまといますが、弱い一個人に向けられる大衆の怨嗟や憂さ晴らし、現代のsnsと通底していますね。

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  • 政略結婚でありながら、千姫と豊臣秀頼は仲睦まじく愛し合っていたという物語を読んだことがあります。
    時代に翻弄された悲劇の恋、もし二人が現世に生きていたならば、幸せに添い遂げられたでしょうか。

    作者からの返信

    私の物語の中では、夫婦というより兄と妹のような関係に設定してあります。千姫の輿入りはわずか7歳の幼さで、年長の秀頼には寵愛の側室がいて、2児までもうけていましたので。(*´з`)

    秀頼を溺愛する淀ノ方に辛く当たられたという従来の説にも賛同しかねるので、私なりの脚色を加えました。そのあたりが歴史小説の面白いところですね。(*‘∀‘)

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