第102話 ジョバンニに届け寒暮のピアノソロ
コロナ禍ゆえというわけではなく、昨今はリアル社会の交流より、ネット世界の若い世代との交流に思考や日常の軸足を移しつつあるイトですが、稀少なリアルな邂逅でもっとも気持ちが通い合うのは、心療内科の主治医の先生。(^。^)y-.。o○
考え方、感じ方のベクトルがまったく同じなので、政治、社会、文化など多彩な話題が尽きませんし、新たな発見から発見へとどんどん弾んで発展して行きます。
♬
で、昨日の先生の曰く「変わっている(笑)あなたにぜひ会わせたい友人がいるんだけど、遠方なので、彼が作ったCDを聴いてみて。きっと共感すると思うよ」
驚いたことに、頭の中に音楽が泉のように湧き出て来ると、譜面には記録せずにいきなりピアノで弾き、たった一度の演奏で、完璧に仕上げるのだそうです。🎼
いるんですね~、こういう天才が!!!!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
🏠
冬至まであと10日となった夕暮れ、近所の男子高校生の改造バイクの大爆音のあとに訪れた全き静寂のなか、部屋の灯りをダウンさせ、空をイメージしたという天才ピアニストドクターの演奏を聴き始めてみると、それはもう澄みきった青空のように浄らかで濁りがなく、ときに雲がせせらぎになり、ときに軽快なステップを踏んで、自由な精神そのままのピアノ&シンセサイザーが部屋中に満ちて……。🎶
クリエイターの端くれとして参考のため観はしたものの、大絶叫&大音響に辟易して1分も早く終わってほしかった『鬼滅の刃』とは正反対の至福に浸りながら、主治医の先生を介した天才との邂逅に心からの感謝を深めているイトです。(#^.^#)
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