第101話 書くべきを書きて安らぐ霜夜かな
ずいぶん以前、行きつけのファミレスが24時間営業だったころは、仕事の準備や読書、執筆のため、早朝の5時から通っていたケイコですが、コロナ時代の現在は、歳時記持参で日曜日の和朝食&ドリンクバーに行くだけになっています。(^_^;)
隣席のひとり客に対し、グループ客は無防備になるのが常であるらしく、聞きたくもないのに無遠慮な会話が聞こえて来て、大いに迷惑することも。(;´д`)
🍴
深夜営業だったころに目立ったのは、訳ありカップル風や深刻な相談を抱えた人たち。ひとまわりも年下の男性教師に、ロングヘアを内巻きにした中年の女性教師が生徒の相談にかこつけ(生徒の個人名や家庭事情まで筒抜けって、どうなの?)ピタリと横並びに座っていたり、中高年の男女が渋い顔を寄せ合っていたり……。とうに定年退職しているオバサンたちが、いまだに「先生」と呼び合っていたり。
ケイコがもっとも迷惑したのは、地域での仕事上の信用を考えてNOが言えないのをいいことに、厚かましく話しかけて来る年輩の男性商店主で、立ったまま、ときには向かいの椅子に座りこんで長々と自慢話を聞かされ、ほとほと閉口しました。
☕
コロナ時代になってよかったひとつは、そういう招かざる人を堂々と拒否できるようになったこと。深夜営業時代の怪しげな客に代わり、健全な(笑)ファミリー客が多くなった現在は、気を散らせず作句に集中できてうれしいケイコです。(^^♪
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