秋蛍
季節を外れた侘しさ
弱々しい光を放ち
儚くも美しい
束の間の浮世をぼんやりと照らして
上月さんの書かれた物語の趣旨とは
違うかもしれませんが
興味深い記事が目に留まりました
ちなみに蛍は、その年に亡くなられた数と同じ数が発生すると昔から伝えられていて、夏のひと時だけ会いたい人に会いに来ると、言われています。東日本大震災が発生した年は、蛍が異常発生したのかと言われるほど多かったことは、有名な話です。
作者からの返信
そうなんですか、なんとも切なくて浪漫的な逸話ですね。
この世を生ききった命も、不如意なかたちで断ちきられた命も、みんなが蛍になって帰って来る……のこされた人の想いの結晶かも知れませんね。
幽閉されたまま閉じる生涯。さぞやご無念でしょう。
秋蛍が余計に物悲しさを誘いますね。
作者からの返信
いまも不条理はたくさんありますが、昔はもっと。
長編ではそういう人たちの復権をと思っています。
悲しいですね。
ふわふわ飛ぶ蛍はさまよう魂のようですね。
作者からの返信
歴史の残酷を現存の(といっても再建)城と蛍が……。(;_:)