初コラボ終了
「それじゃあ、そろそろ1時間が経つということで、最後の質問に行きましょう!先ほど少し触れた話題ですが、『レイフ君の昨日収益化配信を見ました!とても素晴らしい技術力で、スパチャやコメントの反映をするところは特に感動しました!そこで質問なのですが、収益化自体が急であるにも関わらず、どうやって準備をすることができたのでしょうか?また、他の人は行っていないことから普通出来ないものだとは分かるのですが、どうやって可能としているのでしょうか?差支えない範囲で教えていただけると幸いです。』とのことですが、どうでしょう~?私もここはすごい気になるポイントなのですよ!なので最後に回させていただいたのですが、どうですか?」
「そうだな、僕はやっぱりさっきも言った通り、急ピッチで進めたからこそなんとかできたというのもある。それと元々温めていた準備をそこで消費することができたのがありがたかった点だなと感じるな。具体的な話だと、あらかじめコメントをアニメーションに対応させるというのはデビューのときから温めていたアイディアで、それをスパチャにも適用したと言えば分かりやすいだろうか?フェイク=リベリオン家も元々映せるように準備してたのがでかいという点も同じだな。」
「なるほど~。でも、その他のドラゴンや花火、パーティー会場なんかは一から作ったっていうことじゃないですか。それもかなり普通は時間がかかるように思うんですが、実際のところはどうだったんです?」
結構ぐいぐい来るな。
動画投稿を頻繁にする技術系という枠でくくられているから、本当に興味あるんだろう。
「もちろんそれらは一から作ったが、幸い僕は筆が早くて何とか間に合ったかなと言う感じだな。動かしたときに破綻しないようにする部分は少し短縮できるような作業を取ったが企業秘密ということで勘弁してくれ。」
「く~残念!私も効率的に作業進めて動画の投稿頻度上げたいな~チラッチラッ」
口でチラッチラッとか言うなよ…
でもまだ3Dのことを言うのもという感じなので少し困る。
こういう時は…
「後でこっそり裏で教える…」
これが正解なんじゃなかろうか。
まあばらしたところでメリットも無いだろうし、自分は秘訣を教えてもらえるということでWin-Winだろう。
「やったー!視聴者のみんなごめんな!こっそり教えてもらいます~」
やっぱり正解だったようだ。
肝を冷やすので本当にやめて欲しい。
「それでは謎だらけののレイフさんでしたが、一杯質問して少しは分かるようになってきたんじゃないでしょうか!ゲームも実況が楽しみですね!私は後で裏で教えてもらえることが楽しみです!デュフフフ。それでは!今日はこの辺で終わりにさせていただきたいと思います!おつクトラー!」
ここまで終わってエンディングが流れる。
いやーようやく終わったか。
気楽に進めるときもあったが、神経を使う場面もそれなりに産み出してくれた。
正直少し怖かった。
でもさすが長いことVtuberやってるだけあるなと感じた。
いつか自分もあんな風にできるだろうか?
にしてもやっぱり久しぶりの人とのおしゃべりができて楽しかった。
え?松殿?あれはさすがに別枠でカウントしたい。
「お疲れさまでした~!」
「お疲れ様でした。ありがとうございました。」
感慨に浸っている間に配信が終了したようだ。
アルクトラに話しかけられる。
「ほんと色々答えにくそうな質問振ってしまってすいません。なにしろ個人的にもすごく興味があったので!」
まあしょうがない。
何とか乗り切れたので大丈夫だろう。
「それで、早速ですいませんが、その短縮の秘訣教えてもらえませんか?」
本当にすぐにでも聞きたかったんだな。
MAYAを使って作っていることを教えてやる。
が、そんなものできっこないと言われてしまった。
解せぬ…
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