第000瞬「¢¢¢」

変える…


返る…


きっと帰る…




【短篇集(刹)】¢製作秘話&作品解説¢


ここは、小説の中身を解説する場所です。


ここには、所謂いわゆるのようなものが書かれています。


ネタバレによる世界観の崩壊なども起きる可能性が高いです。


どんな理由でが書かれたか、それを知る覚悟がある人だけが画面を下にスクロールさせて、これを読んでください。


覚悟がない、取り敢えず興味がない、そんなもの知りたくない、という方は画面を前のページに戻すか、他の画面に飛んでください。


では、どうぞ。


























【第1瞬「夢の中の女」】


これは、半分は自分の話です。

昔から夢の中に同じ女の子が出てきます。

自分と共に成長していくのも同じ。

一度、夢の中の女が、夢の中で自分の家の前に立っていたことがあります。

なぜか玄関から数メートル先から玄関を眺めているだけ。

ちなみに、自分は少し前までは明晰夢をよく見ていました。

明晰夢とは、簡単に言えば、夢の中で自由に動き回れる、好きに行動が出来る、夢を見ているとわかっていて、目が覚める瞬間がわかる、などが明晰夢の特徴です。

しかし、そんな自分もその女の顔だけは目を覚ました後は思い出せません。

会話した時の声もうろ覚えです。

余談ですが、ボスの件があって以来、この女は夢に出てきません。

夢を見る数も減りました。




【第2瞬「こっくりさん・起」】


これは実兄の体験した実話をほぼそのまま使ってます。

兄とこっくりさんをやった女の子に、こっくりさんに示された名前と同じ名字の人と結婚した同級生がいます。

これは深層心理の刷り込みとか色々な理由付けをしたがると思いますし、それっぽい結論も出そうですが、結婚した相手はそれほど多い名字でもない(都会の学校で学年に一人いるかいないか)ので、そういう理由付けで片付けるのは難しいこともあります。

ちょっと不思議な実話です。




【第3瞬「壁ドン」】


これも半分以上実話です。

違う点は、壁ドンされたのは角部屋の壁側ではなく、空室からの壁ドンです。

軋みやネズミではない、明らかに人間が手で叩いた音だったと体験者は言っていました。




【第4瞬「まばたき」】


これは本当に責任はとれません。

自己暗示みたいな面もあるので思い込みの強い人は成功するかもしれません。

たぶん…




【第5瞬「こっくりさん・奇」】


内容に関してはノーコメント。

奇跡的な巡り合わせで同じ時代に同じ地域に生きているのにいじめとかくだらねえよ…

こっくりさんは高確率で動きます。

こっくりさんやると人は二階から飛びます。




【第6瞬「バックマン」】


これもノーコメント。

タイトルはいい感じだと思います。




【第7瞬「本物の心霊写真」】


これは実話を元にしたものです。

ちなみに、(短)の心霊写真は完全な実話で、こちらはそれの創作版と言ったところです。

たまには怖くない話を。




【第8瞬「シャンプー」】


シャンプーしているときって誰かいましたよね?

いましたっていうのは、やはり自分はボスの件があって以来、そういう変な気配を感じないというか、イメージしていないので、過去形です。

ただし、未だに風呂に入っているときに包丁やノコギリを持った人間が入ってきたらどう対応しようかというシミュレーションをしながら入ってます。

取り敢えず、シャンプーや風呂の洗剤で目潰しして、包丁から距離を取れる風呂の蓋で滅多打ちかな?




【第9瞬「乳母車」】


これは完全な作り話です。

真夜中に乳母車2台と幼児用の椅子が道端に並べてあったので思い付いたもの。

あの乳母車と幼児用の椅子のきちんとした並べ方はまあまあ不気味だったなあ…

しかも川沿いの人通りが少ないところ。

不法投棄にしては置き方が綺麗だった。




【第10瞬「ビニール傘」】


これは不運と言うにはあまりにも悲痛な事故死というやるせない事態に、残された人の心だけでも少し救えないかと考えて作ったのですが、微妙でしたかね?




【第11瞬「うらぃぇてぃそろく」】


いじめ第二段。

結局は人が怖いと伝えたかった。

リアルな恐怖。

うらぃぇてぃそろくの意味?

さあ?

ナンノコトデショウ。




【第12瞬「ウラィェティソロク」】


いじめ、第三段。

反撃。

え?

ウラチャンは狂ったのか?

さあ?

どうでしょう?

ウラィェティソロクの意味?

内証です。

あ、横田はウラチャンの本名です。




【第13瞬「了(別れの言霊)」】


別れの言葉を言えないことほど辛いことはないと言うけれど、生きている間に話すことも出来なかったことの辛さを分かっていないだけだろう?

思い出がないから楽なんてのは思い出を持つもののエゴだ。

思い出すらないことは辛いことだよ。

例え苦い思い出でもその人との思い出があるだけマシだろう。

と考えたことはないかな?






解説は以上です。

時間≒命を削って本編を読んで頂いた方、全てに感謝します。

リニューアルを読んでくれる人がいるかはわかりませんが、もし読んでくれる人がいるとしたらそれは嬉しく思います。

では、これにて失礼します。

(ピ)を除くシリーズは終わりです。

リニューアル版に続く!?




自分に矜持を、読者に感謝を。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

短篇集(刹) 【シリーズ最終作(リニューアル版に続く!?)】 貴音真 @ukas-uyK_noemuY

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ