興味深く拝見しております。

以下、これまでの感想です。

まず、ザマァ要素が薄い、というかありません。

唯一、追放？ですが、これも主人公の行動が招いた結果とも受け取れます。確かに冷たいですが客観的に見ると、使えない人材を抱え込んで今後、魔王を撃退することは大きなリスクであり、追放しようとすることは理解できます。

むしろ、なぜ、主人公の下に残ってくれた仲間達がいるのか、理由が今ひとつ理解できません。
追放側の理屈が納得できない、嫌いだけだと、薄いです。

今回の追放は、主人公が自分の能力を秘匿したからこそ、招いた結果です。

残ってくれた仲間達とのその後の行動にも、主人公の独りよがりが目立ちます。
仲間の能力は把握しながら、自分の能力は隠しながら、自分だけスキルアップしていく…
これでは、自分を守ってあげようという仲間達の好意を利用して、都合よく利用しているとしか思えません。

実際、そのとおりの行動しかしていませんし。

せめて、主人公が迫害されたであるとか、ないがしろにされたとか、強い動機付けがあれば良いのですが、
描写されている限り、全くありません。

設定は面白いと思いますので、このあたりの描写を追加していただければ、良いのでは、と思います。

いまの内容ですと、ザマァ要素はかけらもなく、読者の共感を得にくいと感じました。

辛口コメントすみません。