第51話 ネットはリアルのなのか、嘘なのか…。
「外は顔と名前が分かっている状態だから建て前や忖度がある。本音を言うと実害が出たりするから嘘つきになる。」「ネット社会は匿名性があるから普段思っている事を堂々と主張出来る。むしろ人のリアルな意見が知れる。」って話を聞くが実際はどうなんだろうか?自分のネットスタイルを考えるとこの意見とは逆なんじゃないかなって思う。
外の人付き合いで、正直乗り気じゃなくても合わせたり回避したりする行動は生々しい感じがする。ネットは本音だけど誇張されていて、それ故に嘘になっているような気がする。酔っ払いに対してもそう思っている。酒飲んで本性出たってよりは見え辛い自分が大げさに見えやすくなったという感じ。
何だろうなぁ…外の付き合いは服を着ている!でも、その場所や状況で見せる服装(嘘)にリアルさはあるよね?ネットは全裸!ラフな格好で来て下さいねで、スッポンポンみたいな感じ。目を疑いたくなるから嘘っていうか…なんというか。
昔SNSを何個かやっててさ、とある場所で変わったコミュニティあったのよ。「なりきってる人達」みたいな名前だったんだけどね。そこはネカマ・ネナベまたはそれ以外のキャラに真面目になりきっている人達のコミュニティだったんだよね。もしかしたら、ネカマをしている男子のふりをした女子みたいなのもいたかもしれんけど、まぁ…此処ではオリジナルで話しませんか?って場所だったのよ。
私は本人でネットをやってもつまらない。どうせやるなら好きに振る舞いたい。幾らでも私の理想な可愛い、格好いい、面白い奴でやっていきたい。ってスタンスなんですね。やっぱり周りもそうなんだよね。「騙されてやんの!ざまぁ!」したいからじゃなくて、外での自分を解放したくてやってる人が多かった。本当は根暗だけど明るい奴ってネットで通すことでバランス取ってる。トランスジェンダーではないけど、自分が女だったらと思うことがあってその気持ちを消火したくてやってるとかね。
だからネットはリアルってのは違うかな?って思うんだ。本当はどっちも嘘だし真なんだろうけど、白黒つけるならぁ~って話。
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