第46話 無知自慢という行為について

知っているようで実はよく分かっていない物を語るのを「知ったかぶり」または「ミーハー」と呼びますね。知らない事は悪いこと、分からないな余計な口を挟むなって言葉もありますね。でも、それに縁や関心が無ければどうしようもないことです。知らないという事を知っていれば哲学の思想、無知の知になるわけですな。


この流れに逆らって、「私はそんなの知りませんよ?」ってのがネットで出ていますね。最近も俳優さんが亡くなっています。そういう時に大体誰かは言うのです。「え、誰?」って…。これを人は無知自慢と言います。


縁が無かった。興味や関心も無かったから知らなかった話題。その中で知っている人達や関心がある人達が話題にしている中で、わざわざ入り込んで来て「え、誰?」と言葉を残していくんです。その人達はその話題について別に知りたいわけでもなく、教えて欲しいわけでもないのにそれをわざわざ広言する。何がしたいのでしょうか?という疑問だけがそこに残ります。


「お前らそんな下らない事に興味持つんだな」ってマウントみたいな奴でしょうか?それとも「皆が知っていること(流行)に流されない私はかっこいい」でしょうか?知識振りかざしも悪いですが、これもなかなかだなと感じる日々です。飾らない自分の見せ方が悪い。単に馬鹿なんじゃないかなと思うんです。知らなきゃお前が文字を打ち込んでいるそれで調べて、どうでも良いならそのまま忘れれば良いのに、わざわざねぇ…言うのかってなります。


これは勝手な推測ですが、その人達が逆に知っていることに対して同じ事をした場合、「まぁ…私もやってるしなぁ」とはならない気がするんですけどね。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る