第41話 危険ドラッグを学んだ

*フィクションを含んでおります。話半分にしといてね。*


最近、個人的にあんまり名前を聞かないけど危険ドラッグについて少し学んだ。じゃあ、ちゃんとした覚せい剤とかは安全ドラッグかよ!って思う方がいるかも知れません。勿論、駄目ですよ絶対?依存にはある程度の濃さと回数が必要なわけですが、酒煙草と同様で1回でもしたらドハマりしちゃう人もいますし、ドラッグばかりに目が行きがちですが購入先は必ず闇商人なわけですね。そうなると薬の依存よりも怖い体験をする事があるかも知れません。


昔、私の住んでいる田舎町にもハーブ屋さんが出来てですね、若い人達を中心に結構な利用があったんですね。なんか民度がカオスな空間でしたね。綺麗な奥さんとかが、お風呂の香りづけやハーブティーを楽しむ為に選んでいる横で、いかついアンちゃん達がサイケデリックな袋に入っているハーブを買って行くんですね。私ですか?どっちも買いましたよ。でも使ってないです。なんとなくノリで買ってしまってました。あーでもバスハーブはやったかな確か?


ある日、友達と数人で買いに行ったんですよ。そん時に「なんか前よりも爽快感がない、シャキッとしたい」的な話を店員さんに零したんですよ。そしたらね、店内の奥から表に出していないものを紹介された訳ですね。なんだっけなぁ…スペース、ラッシュ、ハートブレイク、バタフライとかそんなのがねフリカケぐらいの大きさに入っているのよ。それをですね「これ、レアだから内緒ね?」と言われて買った訳ですね。ただ…私も友達も含めて「なんかまたノリで買っちゃったね…。」となった訳さ、どうするこれ?って思いながらも使わないでいたら、警察がハーブ屋さんに入ってーみたいな流れで、「あ、駄目な奴やんけ!」というね入り口にまで行った事があるんですな。


因みにね、この事件は脱法ドラッグという言葉で世間に出る大分前の出来事なのね。その当時の脱法ドラッグは化学構造が違うだけで効き方が一緒というジェネリックみたいな感じのノリだったんですね。だから、ある意味モノホンを買ってしまった訳ですね。恐ろしいですね。テレビなどで脱法ドラッグと呼ばれる頃には、これまでの化学構造が禁止されて3代目とかそんなノリになってたんですな。


んで、違法ドラッグて呼ばれる頃にはお店で売るってのが出来なくなって、ネットでの販売が社会で問題視されるようになったそうな。これが良いって訳ではないんだろうけど、当時はある程度は真面に作られて行ったのが、結構軽いノリで欲しがる奴がいるからやったろ精神で分からん奴がドラッグ作りに参加し出して、それを興味のある人・経験の浅い人達・ガンギマリジャンキーが買うという環境になったんですな。その結果が、依存っていうか後遺症を残すような危険ドラッグになった訳ですね。


前の病院にも薬物関係で入院している人がいてさ、手がずっと震えていたし、なんか眼球が左右とかに動かせなくなってた。瞳孔は開きっぱなしだから外が常に眩しくて、たまに変な頭痛がするとかね…大変そうだった。だからね、駄目ですよ皆さん。

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