第14話 〈金策〉

私に見える本を見て歩いていると、

店主と思わしき人物が私に気が付いたようだ。


「ん?あぁ客か・・・客か?」

私の服装を見て本当に客かを測りかねているのだろうか?

・・・事実一冊も買える気がしない。


「あ~。お前さんどっから店に入ったんだ?」

言いにくそうにこちらを見て聞いてくる。


?「入り口の扉からだけど?もしかしてまだ開店準備中だったか?」

他に入口なんてあったか?もしかして侵入者扱いされてる?


「そうじゃなくて、どの街からこの店に入ったんだ?」

片眼鏡を光らせながら真剣に聞いてくる。


「ん?アデーレだが?他の街からもこの店に入れるのか?」

転移なんてあるのか?


「あー」

額を抑えて頭痛をこらえるかのような表情だ。


「何か不味かっただろうか?」

相手の様子を見て不安になる。


「いや。アデーレからのお客なんて儂の知る限り初めてだから驚いただけだ」

疲労をにじませた顔をして私を、いや。扉を睨んでいるようだ。


「迷惑ならすぐに店から出るが?それにここはアデーレだろう?」


「いや?ここは何処でも無い。扉に招かれたものだけが入れる特殊な本屋さ。

何か買って行ってくれればとてもうれしいがね?」


「5冊しか出ていないのだが、他に在庫はあるだろうか?

買えそうな価格の本が一冊も無いだが・・・?」


そう。ガラスケースの中にある値札はどれも〈時価〉としか書かれていないのだ。

見えるのはよくわからない本が5冊だけ。

手持ちは1万Dとギルド口座にある報酬分だけだ。

本棚は何も入っていない様にしか見えないし、値札が表示されていない。


「本が見えるのか!?お前さんのJob差し支えなければ教えてくれないか?」

驚きを見せて聞いてきた。


「見えるといっても、ガラスケースに入ってる奴が5冊だけだぞ?

あと私のJobは〈魔力使い/13〉だ。まだまだ駆け出しでね?」


「はぁ!?〈魔力使い〉!?その上、ガラスケースの中にある本が見えるとは…」

ぶつぶつと何かつぶやき考えているようだ。

何かに納得したようにこちらを見てきた。

「そうか!お前さん〈世界の声〉が言ってた異邦人とかいう奴だな?」

何か確信する内容でもあったのだろうか?

〈世界の声〉ってワールドアナウンスだろうか?


「あ、あぁ。確かに異邦人だが何か問題でもあるのか?」

相手の気迫に少し気圧されてしまった。


「いや?扉がアンタを招いたのに納得できただけさ。

ガラスケース内の本が見えることは驚きだがね?

本棚にある本は見えないのかい?」

こちらを観察するように見ている。


「残念ながら、空の本棚が並んでいるようにしか見えない。

やはり、本棚には本があるんだね?」


「あぁ。適正が有る〈魔典〉や〈魔書〉が見える。はずなんだが、

何故〈魔力使い〉なのに〈魔典〉が見えているんだ?」

不思議そうに聞いてくるが、むしろこっちが聞きたいのだが?


「普通は見えないものなんですか?」


「あぁ。〈適正〉があれば認識できる。〈資格〉があれば使用できる。

逆になければ、〈資格〉があっても認識できぬし、

〈適正〉があっても使用できない。はずなんだが、な?」

首をかしげながら悩んでいる。


「その〈適正〉と〈資格〉って教えてもらえたりします?」


「〈適正〉は称号や、スキルだな。〈資格〉はそいつの素質による。

としかしらん。儂も聞いただけだからな」


「見えてる本は〈属性〉関係してそうですし、〈属性魔法〉が原因でしょうか?」


「ん~。多分そうだとは思うが、店に来た奴で〈魔力使い〉はお前さんくらいだ。

〈適正〉はスキルも条件だから〈属性魔法〉でも見えない事は無い。のか?」


「他の人の場合は、どうだったのでしょうか?」


「ん~。詳しくは聞いて無いから分からんが、基本的に3次職以上で〈属性魔術〉や、特殊な〈武術系〉を所持してる奴は、稀に本棚の本を購入していってるな?」

・・・?3次職以上が此処の基準?

「ちなみにお前さんに見えているものを聞いていいかい?」


「〈火天〉〈水天〉〈風天〉〈地天〉〈日天〉の5冊の〈神導書〉ですね」


「ふむ?初めて聞くな?他の奴らが確認している内容とも異なる、と」

台帳の様なものを確認しながら答えた。

「〈魔導書〉ではなく、〈神導書〉…うむ?記録には無いな。

・・・称号で何か心当たりはないか?」


「ん~。〈各属性〉〈術〉〈魔力〉〈魔法使い/見習い〉〈弟子〉しかないです?」


「ふ~む?その中だと〈弟子〉か。お前さんの師匠は何次職か聞いてもいいか?」


「4次職と言っていました」


「珍しいな!そこまで至れる奴が、何故アデーレにいる?

まぁいい。そのせいで、3次職相当と認識されているのか?

〈神導書〉の条件は、4次職の師匠がいること。か?」

・・・わからん、と小さく呟き悩んでいる。


「弟子の称号が原因ですか?」


「ふむ。実際の所は不明だな。何れ分かるだろう。

まぁいい。ここは一般的な書物もある程度揃えてあるから、

何か欲しい内容があれば言ってくれ。

中古品ではあるが状態はそこそこ良いものだぞ?

それに、お前さんでも買える価格だと思うぞ?」

頭を振って考えることをやめたようだ。


「進化に関する書物とかあったりしますか?」


「あるな」

カウンターの後ろにある箱をゴソゴソ漁り、2冊の本を出してきた。

題名は其々、〈人類と進化〉〈儀式と称号〉


「あの、購入するとしたら、いくらぐらいでしょうか?」


「ふむ?一冊2万Dだな」

意外と安いのか?

ゴブリン200匹分・・・高いのかな?


「ギルドカードの支払いって可能ですか?」


「可能だ」


「ならその2冊下さい」

ギルドカードを差し出すと、

カウンター横にある水晶玉に翳すと返された。

購入した商品を包むと、こちらに渡す前に一冊の本を乗せた。

黒い革製の表紙に銀で魔法陣が装飾された分厚い書物だ。

〈―――――〉

問題は、題名の文字が読めないのである。


「これは?」

「40日後までに14,000,000D持ってきたらお前さんの物だ」

・・・?千四百万ディン?現時点でどうあがいても1万Dしかないぞ?

「開いてみろ。複数の〈属性〉を取得してるんだろう?なら、開けるはずだ」


言われるがままに開いてみた。

《特殊条件:〈―――――〉を使用しました。一部進化系統が解放されます》

次の瞬間、本が灰のように散り、痕跡を残さず消滅してしまった。


ふぁ?

「進化系統が解放されただろう?通常〈属性〉は進化に大きく影響しない。

しかし特殊なアイテム次第では特異な進化の系統が解放される。

今のは、〈属性〉が多い奴にしか開けない特殊なアイテムだな」

・・・消滅したんだけど?


「あの、お金そんなにないんですが・・・」

「精々稼げ」

面白い、とでも言いたげな表情でニヤついている。

・・・いっそ踏み倒してやろうか?


「話は変わるが、参考までに〈時価〉って幾らが目安なのでしょうか?」


「知らん。まずガラスケースにある本は儂にも認識できん」

キッパリと言い切られた。・・・あなたが店主では?

「抑々ガラスケース自体がアーティファクトだ。

あれが認めた価格が〈時価〉になる。扉も似たようなものだ」

・・・アーティファクト?

「ほれ、こんなところにいないで稼いで来い」

ひらひらと手を振られて、さっさと行けとばかりに追い払われた。

それっきり読みかけの本を再び読み始め、邪魔のし難い雰囲気になってしまった。


仕方ないので店から出る。

扉を開けると・・・入った時と同じ場所に出た。


後ろを向くと扉が薄れていく。

・・・あれ?これ料金踏み倒せる?

私の考えを読んだかのようにウィンドウが開いた。

《特殊条件:〈放浪書店〉入出により、特殊スキル:『扉』を獲得しました》

扉?


『扉』:〈放浪書店〉入り口を召喚する。CT:24時間 

壁に対し『扉』を召喚することが出来るようになる。

※物魔問わず、妨害不可。店から出た時点で『扉』消滅


・・・頑張って稼ぎましょう。

ギルドで依頼を探しますか。



◇◇◇



その後、特に問題も無くギルドに付いた。

依頼一覧より確認していると、いくつか好さげなのがある。


納品依頼

出現場所:南

依頼名:ラビットの肉x5納品

依頼者:冒険者ギルド

報酬: 5個 2500ディン 以降 1個300ディン

※上限無し


討伐依頼

出現場所:南

依頼名:ラビットの討伐

依頼者:冒険者ギルド

報酬: 1体 100ディン※上限無し


討伐依頼 

出現場所:西

依頼名:ウルフの討伐

依頼者:冒険者ギルド

報酬: 1体 2000ディン ※上限無し

※PT推奨:5匹以上の群れ多数


納品依頼 

出現場所:西

依頼名:ウルフの肉x3納品

依頼者:冒険者ギルド

報酬: 3個 2400ディン ※上限無し

※PT推奨:5匹以上の群れ多数


うむ。ウルフ討伐目指そうか?

ソロで行けるかな?


ウルフ討伐を受託っと。


◇◇◇


受託後、西門を目指し、大通りを歩いていく。


西門手前では、武器屋と思われるものが見受けられる。

・・・金欠のため無視だ。


西門は意外とギルドから近い。

南より、西の方が初心者向けだったりする…?



西門は完全に開かれて行商人と思われる人達が闊歩している。


門を出て目指すのは西北西方向にある山の斜面手前にある林だ。

ウルフの場所を門番さんに聞いたら、すぐ教えてくれた。

・・・次からはギルドで聞くように!と注意を受けた。



軽く走りながら進むと、ゴブリンが見受けられる。

そう!全力疾走でなければ、実はSPが減りにくいのだ!


ゴブリンは私に気付いても、わざわざ追いかけてこない様だ。


さらに先に進むと、山の斜面手前で林が広がっている。

遠目で見ると生物の影があちこちに映る。


今回の目的は、ウルフ大量虐殺だ。

・・・ドロップは最悪捨てる。


林の外から影が見える対象に〈エナジー・ボルト〉を撃った。

外れたようだが、注意は引き付けられたようだ。


攻撃に反応して顔を見せた相手を識別!


ウルフ/84〈1〉獣型(魔獣種)

魔物 討伐対象 アクティブ


・・・思ったより怖い。

つい反射的に背を見せて全力で逃げた。


後ろからは沢山の遠吠えが聞こえてくる。


逃げる!逃げる!逃げきって見せる!

目的が変わったような気がしないでもないけど、怖いんだから仕方ない。


途中林に突っ込み、少しでも逃げ切れそうな山の方へ向かう。

・・・ただ、SPが切れかけている気がする。

その上、あちこち走ったものだから、周囲の群れがリンクしたっぽい。


すぐ後ろからウルフの息が聞こえる。

反射的に、〈エナジー・ボルト〉MP:5 を撃つた

・・・何故ただのアーツを撃ってしまったのか。


当たったかの確認もせず、さらに走り続ける。

途中からは初心者SPポーションまで飲んだ。

・・・山の麓まで来たが、後ろからは増え続ける遠吠え。

洞穴らしき場所があったので、身を隠すために逃げ込んだ。


幸い洞穴には何もいない様だ。

洞穴の入り口を向いて、敵が血数いてきたら、

〈ウィンド・カッター〉を撃つ準備をする。

洞穴の外は完全に群れに包囲されたのを感じる。


入口から敵を確認すると、麓で大量のウルフとゴブリンが戦争を始めた。

・・・何故?


洞穴を囲んでいたウルフも一気に山を駆け下りながら、麓の戦場に駆け付ける。

・・・もしかして、ウルフ引き連れたまま、ゴブリンの領域通ったのか?

途中ウルフに追いつかれなかったのって、ゴブリンのおかげ?


・・・うん。討伐数稼ぐだけの予定だし、初心者用MPポーションは残り1個。

戦場の範囲は、横に1~2kmくらいだろうか?行けるな!


〈ウィンド・カッター〉MP:200で用意!

何時もよりも魔法の為が長く感じる。

上位種がいなければ、威力的にこれで終わるはず!


発射!


"キィーーーーーン"

甲高い音を立てて、魔法は戦争最中の両軍を切り裂いていく。

両軍を貫通し、直線状の木々に大きな斬撃痕を残した。

・・・木強いな。


戦場にドロップアイテムがばら撒かれた。


一気に数を減らした両軍は、混乱して散り散りに逃げ去っていく。


次の瞬間



《只今の戦闘勝利で経験値を取得しました》

《レベルアップ:【種族:ヒューマン/15】〈1〉》

《種族レベル上昇によりステータスポイントを〈1〉獲得しました》

《レベルアップ:【種族:ヒューマン/16】〈1〉》

《種族レベル上昇によりステータスポイントを〈1〉獲得しました》

《レベルアップ:【種族:ヒューマン/17】〈1〉》

《種族レベル上昇によりステータスポイントを〈1〉獲得しました》

《レベルアップ:【種族:ヒューマン/18】〈1〉》

《種族レベル上昇によりステータスポイントを〈1〉獲得しました》

《レベルアップ:【種族:ヒューマン/19】〈1〉》

《種族レベル上昇によりステータスポイントを〈1〉獲得しました》

《レベルアップ:【種族:ヒューマン/20】〈1〉》

《種族レベル上昇によりステータスポイントを〈1〉獲得しました》

《レベルアップ:【種族:ヒューマン/21】〈1〉》

《種族レベル上昇によりステータスポイントを〈1〉獲得しました》

《レベルアップ:【種族:ヒューマン/22】〈1〉》

《種族レベル上昇によりステータスポイントを〈1〉獲得しました》

《レベルアップ:〈魔力使い/14・薬士/11〉〈1〉》

《Jobレベル上昇によりJPを〈2〉獲得しました》

《レベルアップ:〈魔力使い/15・薬士/12〉〈1〉》

《Jobレベル上昇によりJPを〈2〉獲得しました》

《レベルアップ:〈魔力使い/16・薬士/13〉〈1〉》

《Jobレベル上昇によりJPを〈2〉獲得しました》

《レベルアップ:〈魔力使い/17・薬士/14〉〈1〉》

《Jobレベル上昇によりJPを〈2〉獲得しました》

《レベルアップ:〈魔力使い/18・薬士/15〉〈1〉》

《Jobレベル上昇によりJPを〈2〉獲得しました》

《レベルアップ:〈魔力使い/19・薬士/16〉〈1〉》

《Jobレベル上昇によりJPを〈2〉獲得しました》

《レベルアップ:〈魔力使い/20・薬士/17〉〈1〉》

《Jobレベル上昇によりJPを〈2〉獲得しました》

《【魔力使い/20】到達によりステータスポイントを〈2〉獲得します》

《レベルアップ:〈魔力使い/21・薬士/18〉〈1〉》

《Jobレベル上昇によりJPを〈2〉獲得しました》

《レベルアップ:〈魔力操作/13〉》

《レベルアップ:〈魔力操作/14〉》

《レベルアップ:〈魔力操作/15〉》

《レベルアップ:〈魔力操作/16〉》

《レベルアップ:〈魔力操作/17〉》

《レベルアップ:〈魔力操作/18〉》

《レベルアップ:〈魔力操作/19〉》

《レベルアップ:〈魔力操作/20〉》

《レベルアップ:〈術/13〉》

《レベルアップ:〈術/14〉》

《レベルアップ:〈術/15〉》

《レベルアップ:〈術/16〉》

《レベルアップ:〈術/17〉》

《レベルアップ:〈術/18〉》

《レベルアップ:〈術/19〉》

《レベルアップ:〈術/20〉》

《レベルアップ:〈魔力術/11〉》

《レベルアップ:〈魔力術/12〉》

《レベルアップ:〈魔力術/13〉》

《レベルアップ:〈魔力術/14〉》

《レベルアップ:〈魔力術/15〉》

《レベルアップ:〈魔力術/16〉》

《レベルアップ:〈魔力術/17〉》

《レベルアップ:〈魔力術/18〉》

《レベルアップ:〈属性適正/11〉》

《レベルアップ:〈属性適正/12〉》

《レベルアップ:〈属性適正/13〉》

《レベルアップ:〈属性適正/14〉》

《レベルアップ:〈属性適正/15〉》

《レベルアップ:〈属性適正/16〉》

《レベルアップ:〈属性適正/17〉》

《レベルアップ:〈属性適正/18〉》

《レベルアップ:〈火属性魔法/9〉》

《レベルアップ:〈風属性魔法/5〉》

《レベルアップ:〈風属性魔法/6〉》

《レベルアップ:〈風属性魔法/7〉》

《レベルアップ:〈風属性魔法/8〉》

《レベルアップ:〈風属性魔法/9〉》

《レベルアップ:〈風属性魔法/10〉》

《レベルアップ:〈風属性魔法/11〉》

《レベルアップ:〈風属性魔法/12〉》

《レベルアップ:〈風属性魔法/13〉》

《レベルアップ:〈風属性魔法/14〉》

《レベルアップ:〈水属性魔法/2〉》

《レベルアップ:〈水属性魔法/3〉》

《レベルアップ:〈水属性魔法/4〉》

《レベルアップ:〈土属性魔法/2〉》

《レベルアップ:〈土属性魔法/3〉》

《レベルアップ:〈土属性魔法/4〉》

《レベルアップ:〈光属性魔法/2〉》

《レベルアップ:〈光属性魔法/3〉》

《レベルアップ:〈光属性魔法/4〉》

《レベルアップ:〈知力強化/2〉》

《称号:【〈術〉の入門者/2】に上昇しました》




一気にレベルが上がった。

倒せなかったら割と不味い自体だったのではなかろうか…?

今更ながらに冷や汗が止まらない。


種族レベル+8

Jobレベル+8

〈魔力操作・術・魔力術・属性適正〉+8

〈風〉+10

〈火〉+1

〈水・土・光〉+4

使っていない属性にも経験値が分散しているのだろうか?


そして、一度も上がっていなかったスキルが上がった。

〈知力強化〉+1


戦闘終了を確認すると、目につくドロップアイテムを慌てて拾いに行く。


牙、尾、毛皮、肉、そして魔石が、戦場跡地に散乱している。


拾い集める事20分。まだまだ落ちているのだが、マジックポーチに入らなくなってしまった。初心者用ポーションはもう使えなくなったため、取り出して捨てた。


内訳は、

アディの工房で作ったポーションが1枠。※品質混合

魔石が6枠。牙が2枠。尾が1枠。毛皮が4枠、肉が6枠。

以上20枠が埋まってしまった。


街に戻りたいのだが…道がわからぬ。


マップを開く。

街の方向は・・・あっちだな!

他の魔物に襲われない様に、静かに駆け足で進んでいく。


◇◇◇



NAME:伊舎那イザナ

RACE :ヒューマン/22〈1〉

AGE:15 /15〈0〉


Job:魔力使い/21〈1〉

Sab:薬士/18〈1〉

残JP〈18〉


HP:45 〈0〉

MP:228〈28〉[+120][+90][+10]合計値:476

SP :100 〈10〉


STR:(筋力) 5 〈〉

VIT:(頑強) 5 〈〉

AGI :(敏捷)   5 〈〉

DEX:(器用 ) 16〈2〉

INT:(知力) 37〈6〉

MID:(精神) 16〈2〉

LUC:(幸運) 5 〈〉

残ステータスポイント〈10〉

スキル

Job

魔力系

〈魔力操作/20〉〈術/20〉〈魔力術/18〉

〈属性適正/18〉

〈火属性魔法/9〉〈水属性魔法/4〉〈風属性魔法/14〉〈土属性魔法/4〉

〈光属性魔法/4〉

生産系

〈調合/2〉〈錬金〉

Status

〈器用強化〉〈知力強化/2〉〈精神強化〉

Common

〈採取〉〈植物知識/2〉〈鑑定/4〉〈識別〉

Unique

『扉』:〈放浪書店〉


称号

〈術〉の入門者/2〈1〉:MPに〈術〉x10の追加補正

〈魔力〉の入門者/1〈1〉:MPに魔力系スキルx10の追加補正

〈火属性〉の入門者/1〈1〉:火属性使用時、消費MP:〈1〉減 

〈水属性〉の入門者/1〈1〉:水属性使用時、消費MP:〈1〉減 

〈風属性〉の入門者/1〈1〉:風属性使用時、消費MP:〈1〉減 

〈土属性〉の入門者/1〈1〉:土属性使用時、消費MP:〈1〉減 

〈光属性〉の入門者/1〈1〉:光属性使用時、消費MP:〈1〉減 

〈魔法使い/見習い〉/1〈1〉:魔法スキル使用時、消費MP:〈1〉減

〈アドリアーナの弟子〉/1〈1〉:MPに+10補正

※消費MP:〈1〉以下にはならない

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