第8話 〈対策〉

□冒険者ギルド:2階会議室


冒険者ギルドにやってきたんだけど、来て早々アディを見つけた受付の女性に、

二階の会議室に案内された。ジジはアディの方にだら~んと乗っかっている。

案内してくれた女性はジジに全く動じず、一礼して部屋を出ていった。

こんな対応をされるって、アディってもしかして偉い人…?


私の表情を見てふわりを微笑みながら疑問に答えてくれた。

「ん?不思議そうな表情だね?ここに通された理由は簡単さ。

ポーションの納品が原因だよ」

空間の歪みからマジックポーチを取り出した。


でもポーションの納品で何故会議室なのだろう…?

「ポーションで何故って思ってるね?鑑定で品質の確認もしなきゃいけないし、

防衛戦の話もするから、これくらい広くないといけないのさ」

この会議室って20人くらいで使う円卓が部屋の真ん中に置いてあるけど、

この広さが必要になるっていったい・・・?


そんなことを考えていると会議室の扉がノックされ、

こちらの返事を待たず勢いよく扉が開いた。


大柄な獣人と思われる特徴の耳と尾をもった男性が入ってきた。

身長は180中頃だろうか?濃い灰色の髪の毛はウルフカット、

マトンチョップに整えられた髭、瞳はどこか犬を連想させる茶色い瞳だ。


「待たせて悪かったな?そちらの君は初めましてだな。

俺は犬の獣人でアーヴィング・イリック・バートランド。イリックと呼んでくれ」

イリックと名乗った獣人はこちらに向き直るとニヤリと笑顔を浮かべた。

悪戯っ子がそのまま大人になったようなそんな表情だ。


厳つさと愛嬌が合わさった不思議な人物だ。

獣人って皆こんな感じなのかな?


「初めまして!イザナって言います。獣人は初めて見ました…」

「そうかい?種族位階が〈2〉だからそれなりにいるはずなんだがなぁ?」

種族位階〈2〉ホブゴブリンと同格…?それってすごい強くない…?

この街で獣人ってイリックさんしか見て無い気がするんだが、

意外といるんだろうか…?


「ふむ、早速ポーションの納品の検品をお願いするよ?」

今まで黙ってこちらのやり取りを見ていたアディが、

机の上に置いてあるマジックポーチを指差す。


「あぁ、わかってるさ。ん?そのアイテムボックスの中身全部ポーションか?」

アイテムボックス…?マジックポーチとは違うの?


「そうだよ。依頼のために渡された素材が多かったから大量だよ?

まぁ不良在庫のベル草も使ったから想定の1万倍くらいかな?」

「みたいだな。まぁマジックバックの中身が統一されてれば一括鑑定できるのが救いだな。よし!〈鑑定〉!っと、確認できた。

中身はマジックポーチinポーション。品質値ALL/6だな。

個数は…はぁ?バカじゃねぇの?この数ホントに?買取どうすんだ…?

んンッ個数は、121,173,610,000個。個数あってるよな…?」


「あってるね。まぁリーダー種が出現したかもしれないのだし、

〈合成〉で基材は数使うからちょうどいいだろう?」


…千二百十一億七千三百六十一万個?多すぎませんか…?

・・・合成でどのくらいに減るのだろうか?


「いや、どこまで品質上げるつもりだよ!」

「ふむ?品質値16、ランク2まで上げれば、900個程度しか残らないはずだが…?」

1200億個が900個って凄い減るんだな…


「短時間でそこまでやれる奴がいねぇよ!いても魔力が足りんだろ!」

「おぉ!考えてなかったね・・・」

考えてなかったのかー(ノ∀`)アチャー


「この納品数どうすんだよ・・・」

「アイテムボックスを暫く貸してやるさ。終わったら返してくれればいい」


「あ~…そうしてくれると助かる。それで、リーダー種やっぱいるかな~?」

「ふむ。わからないが、最悪を想定するべきだろう?」


「アデリアーナは防衛と討伐どっちに参加するんだ?」

「あぁ、弟子に戦いを経験させてやりたいからね折角だし防衛でいこうかな?」


「ん?その新顔は薬士じゃないのか?」

「見習いではあるが、〈魔法使い〉としての弟子だね」


「戦闘職メインだったのか…まぁいい。アデリアーナが防衛参加するなら街は問題ないだろうし、確実に仕留めてくるとするか。にしてもアデリアーナが弟子ねぇ」

イリックは目を細め、からかうような口調でニヤついている。


「なにさ?」

「弟子をとるなんて、召喚士の才能があるとか?」

「いや?素直で飲み込みがいいからだね」

・・・喜んでいいんだよね?ってかアディって召喚士だったの…?


「まぁいいや。ほかの連中もしばらくしたら来るだろうし、ここにいていいぞ?

このままアイテムボックスは預からせてもらうってことでいいな?」

「いいよ。報酬はギルド口座に振り込んでおいてね。アイテムボックスと中に入ってるマジックポーチは後で受け取りに来るからそっちで預かっていてくれ」

「あいよ!俺はこれを〈合成術師〉に届けてくるわ」


イリックはアイテムボックスなるものを持ってさっさと出て行ってしまった。


「あの~、アイテムボックスってマジックポーチとは違うんですか?」

「ん?あぁ、マジックポーチの種類と個数は固定されているけれど、

アイテムボックスは使用者の総合種族レベルによって入る個数が違うのさ。」


「…アディのレベルは1200億超えてるってこと?」


驚いて質問したら、あっけにとられたような表情をして笑い出した。

「っははは。ふふ。そうか、そう取ったのか。違う違うそんなレベルじゃないよ」

アディはアイテムボックスの仕様に関して簡単に実物を出して見せてくれた。

「アイテムボックスは種族レベルの2乗の種類と個数が入るんだ。」

「最大種族レベルが2乗の2乗で4乗個同じものなら入るってこと?」

「うむ。その通りだ」

「アディのレベルいくつなの…?」

「今は総合種族レベル590だね」

「・・・590?アディ最強?」

「いや?強いのはもっと強い。1000超えているのもそれなりにいるようだしね」

「1000…?どんな世界なんだろう?」

「異邦人は成長が速いといわれているからね。

そのうちイザナも到達するんじゃないかな?」


そんなことを言われても想像できない…


「ふふっ、まぁいい。とりあえず確認だけど、ステータスポイントはきちんと振ってあるかな?」

「全然振ってないですね。今残りが〈6〉あります。何かお薦めは有りますか?」


「ふむ。個人によって異なるが一般的な魔法系職についている者は、

PTでの戦闘が多いから知力や精神に極振りしている人が多いようだね。

君はPTを組んだりする予定はあるのかい?」

「今のところPTは予定にないですね。」


「ふむ?そうなのか、ならば継戦能力を求めるならばMPが大きくあがる精神。

威力を求めるならば知力。狙いを的確にするなら器用。敏捷はあると便利かも?

筋力・頑丈は特に拘る理由がなければ捨てるべきかな?そんな感じかな?

求める方向性によって異なるから自分の思った通り振るといい」

「なるほど…振ってみます!」


NAME:伊舎那イザナ

RACE :ヒューマン/7〈1〉

AGE:15 /15〈0〉


Job:魔力使い/6〈1〉

Sab:薬士/3〈1〉

残JP〈0〉


HP:45 〈0〉

MP:199〈17〉[+120]合計値:336

SP : 90 〈5〉


STR:(筋力) 5 〈〉

VIT:(頑強) 5 〈〉

AGI :(敏捷)   5 〈〉

DEX:(器用 ) 14〈1〉+1

INT:(知力) 31〈3〉+3

MID:(精神) 15〈1〉+2

LUC:(幸運) 5 〈〉

残ステータスポイント〈0〉


これでいいかな?

『ステータスの割り振りを決定しますYes/No』

Yes

『ステータスの割り振りを決定しました』


「できました!」


アディは机の上に本?を積んでいっているようだった。


「そう?そしたら1階で防衛戦に参加する人を募集してるから受付行ってきたら?

そうそう、募集を受けたらPTに所属していないと、適当に臨時PTが組まれると思うから、私とPTを組みましょう?」

『アデリアーナからPTに招待されていますYes/No』


「お願いします!」Yesが視界の端で点滅している。

『アデリアーナのPTに加入しました』


「ん。いってらっしゃい?申請終わったら戻ってきてね?」

「は~い」

アディに促され会議室を出た。


冒険者ギルド1階は意外と空いている。

・・・インスタンスエリアだったね!そういえば。

アディもそうだけどまるで生きてるみたいだから、ついつい忘れちゃう…


今ここにいるのは私以外全員NPCのはずなんだけど、

全員空気が張り詰めていて、私まで緊張してきた。


受付に並んでる人が少ないのは~っと、一番右の受付かな?



並ぶこと5分。

私の番だ。

黒髪スレンダーで瞳の色は濃緑色。顔は全体的に整っている。

受付の女性は疲れが見えるが、気丈に営業スマイルを浮かべている。

「こんにちわ。防衛クエストの参加でよろしいでしょうか?」

「はい。そうです」


「PTを組んでいない場合こちらで臨時PTを振り分けています。必要でしょうか?」

「いいえ。もう組んでる人がいます」


「了解しました。ではギルドカードを水晶に翳してください」

ギルドカードをかざすと、水晶が淡く光った。


「はい。結構です。防衛クエストの参加受理されました。

最後に、防衛貢献度により表彰されることがありますが、

その際、お名前は公表してもよろしいでしょうか?」

その言葉でウィンドウが表示される

《イベント中ネーム設定を公開にしますか?Yes/No》

《ネームはランキングに乗った場合表示されます》


「あ~、やめておきます」

「承知しました。ご武運を」

彼女は私の眼を見て一礼した。


「ありがとう!」

踵を返しながら謝意を述べた。



2階の会議室へと向かうと扉が全開の状態で固定されている。

会議室の前に数人獣人種やエルフ(?)と思われる種族の人達がいた。

お辞儀をしながら会議室の中に入る。


会議室の中には何人かの男女がいる。


円卓にはアディが置いたと思われる見覚えのある本が各席の魔に置かれている。

何かの資料だろうか…?その割には誰も開いていないのだが…

むしろ全体的に諦めムードか…?


何か問題が発生したのだろうか?


私が会議室に入ると耳だけこちらに向けてジジは円卓の真ん中で丸くなっている。

・・・あれはいいのだろうか?


ジジの状態に唖然としてると、アディから手招きされた。


「お帰り。申請受理されたみたいだね」

「はい。特に問題なく終わりました」

アディと話していると、アディの後ろからエルフ(?)の特徴を持つ男性がこちらに近づいてきた。

髪は透き通るような金のロングヘア、瞳は空色、身長は私より少し上かな?

私の視線に気が付いたようでアディが後ろを振り返る。


「やぁ、アグラディア久しぶりだね?」


「あぁ、久しぶりだね?アディを魔法ギルドの外で見る日が来るとは驚きだよ」

やれやれと呆れたように肩をすくめながら近寄ってきた。

アディの顔は親しい友人にでもあったかのように穏やかだ。

・・・イケメンで、落ち着いた雰囲気も感じるが、何故か見てると不安になる。


「ふむ?そちらの新顔はどなたかな?アディ良ければ紹介してくれないかな?」

アグラディアはこちらに視線を向けると私に見覚えが無いからか、

首を傾げ不思議そうな表情をしている。


「うん。こっちの子は私の弟子のイザナさ。何かあったら力になってやってくれ」


「へぇ!アディが弟子をとったのか!初めましてイザナ。私はアグラディアだ。

見ての通り種族はエルフさ。ところでこの子、召喚士にするつもりかい?」

アグラディアにお辞儀を返した。

召喚士…さっきも聞いたが、アディーは召喚士の上級者か何かなのだろうか?


「ふふっ。違うよ。まだまだ見習いの魔法使いの状態だからね。召喚士になるにしてもまだ先さ。その時になって望むなら教えるつもりではあるけどね?」

おぉ、いずれ召喚士について教えてくれるのか…

「あの、召喚士について教わる条件って何ですか?」

つい質問が口に出てしまった。


「ん?気になるのかな?魔法使いJob取得が前提だね!あってるよね?」

自信満々に答えた割に最後にアディに振った。

「あぁ、あってるよ」アディも苦笑気味だ。

魔法使いJob取得…いつ獲得できるんだろう…?


「Jobレベル20で転職できるようになる。転職候補に魔法使いがあるはずだよ。

レベル50以上で昇格が可能だ。魔力使いの昇格を目標にするでもいいし、

魔法使いに転職でも君の好きにするといい。それまで焦らず修行すればいいさ」


「転職と昇格って、何が違うんでしょう…?」


アグラディアが割り込んできた。

「それは私が教えようか。

転職は基本的に神殿か対応したギルドで行えるのさ。

転職できる回数は種族レベルの10分の1までだね。

転職したJobの補正は全部引き継がれるから、転職回数が多い程ある意味万能になる

これが転職のメリットだね。条件を達成すると複合Jobなんてのもあるからね!」


「次は昇格ついてだね。

Jobがレベルアップすると、JPが獲得できるのは知ってるよね?

それとは別に、Jobレベル10ごとにステータスポイントが獲得できるんだ。

昇格を行うと、そのステータスポイント獲得量が増加するのさ。

つまり基礎ステータスを優先するなら昇格。

Job補正獲得を目指すなら転職って感じだね」

自信満々にで説明を終わるとアディに確認をとっている。

アディは苦笑しながら頷いてるけど、いろいろ台無しだ…(苦笑)


「なるほど、どちらの方が早く強くなれるのですか?」


アグラディアはアディにヘルプを出した。

アディが代わりに応えてくれた。


「ふむ。何を目的とするかによって違うが、

初めのうちは転職で可能性を広げるのがおすすめかな?

手札が増えれば対応の幅も増えるからね。

それに転職先にでしか獲得できないスキルもある。

それらは総じて強力なものが多い。だから私は転職をお薦めするよ。

自分の能力値に不満が出てきたら、その時昇格を目指すといい。」


なるほど…最初は転職か。

「ありがとうアディ。最初は転職を目指してみるよ」

目標が決まったね。まずは転職で魔法使い!



アディがアグラディアの方へに顔を向けて、

「ところで、何か用事があったんじゃないのかい?」


「いや?珍しい相手見見つけたから少し驚かせようと挨拶しに来ただけさ。

ただ疑問があるんだけど、円卓の上に置いてある本は君の私物かな?」

アグラディア暇人なのか…?


「そうだよ?」


「何のために置いてあるんだい?」


「ただの雰囲気づくりだね」


「特に意味はないんだね?」


「ないね。」


「ないのか~」

あちゃ~って感じで額に手を当てて天井を見上げている。


「前回参加した時、資料も何もなしで進めたじゃない?

だから少しでも雰囲気が出ればいいな?って考えて用意してたのよ」

(`・∀・´)エッヘン!!とでも聞こえてきそうな様子だ。

アディも変な人だった…


気になって天井を見上げて脱力している状態のアグラディアに聞いてみる。

「あの、円卓に本を置いてあると何か問題でもあったのでしょうか…?」


疲れたような顔でこちらを向きため息交じりに応えてくれた。


「いやさ?私達は大暴走が理由で招集されたわけだけど、

いつも会議室に資料なんか提示されないのに、今回に限って円卓の上に全員分の

分厚い本が置いてあるじゃん?しかも中身〈竜種〉の生態だぜ?中身確認した奴は今回〈竜種〉の大暴走かと思って意気消沈してるんだよね。

私も内心戦々恐々としてたしね?最悪今回は死ぬなって思ってたわけよ。

今会議室の外にいる奴らだって、最悪街捨てて逃げるかって考えてるやつらよ?

それも仕方ないかな?って感じるくらいには今回絶望的だと思ってたのに、

それがただの雰囲気づくりって…なんていうか、こう、怒る気力もわかないわ」

うん、ごめん。うちの師匠が、なんかごめん。

ってかこの近辺に〈竜種〉いるのか…?


アグラディアの話を聞いたアディは、

「ん~?〈竜種〉の大暴走だったら、そもそも私たち程度じゃ呼ばれないよね?」

なんて真顔でのたまう。


〈竜種〉の大暴走の場合、アディが!レベル590のアディが!…役に立たない!?

そりゃ皆さん、絶望しますわ…


そんな話をしていると、会議室の外にいた人達が次々中に入ってくる。

そして、最後にイリックさんと見知らぬ男性が入ってきた。

見知らぬ人はここのギルドマスターらしい。

アディが小声で教えてくれた。


イリックさんに促され全員席に着いた。私はアディの左隣だ。


全員が席に着くとギルドマスターが話し始めた。

「皆!ゴブリンの〈大暴走〉の為によく集まってくれた!」


席についている人たちから、呻き声や罵声が飛んだ。


凄い反響に話し始めた男性も驚いている。

そんな中参加者の一人が大声で質問をした。

「待ってくれ!今回は〈竜種〉の大暴走ではないんだな?」

その瞬間、静まり返る会議室のメンバー。


「当然だろう!

〈竜種〉の大暴走ならそもそもこんな会議開かん。

開く意味がない!何故そんな当たり前のことを聞く?」


発言した男性は無言で目の前にある本を指差した。

それにより本に視線を向けたギルマスが、本を開き中を確認する。

”え゛?”

イリックの方を振り返ったギルマスが、叫んだ!

「今回ゴブリンの〈大暴走〉だけじゃなかったのか⁉」

全員の視線がイリックに集まる。

見られたイリックは全力で首を横に振る

「私はゴブリンの〈大暴走〉しか報告を受けていません!」


そんな中、アグラディアが挙手をして発言する。

「少しいいかな?この本は、アデリアーナの私物でらしい。

会議の雰囲気作りの為に置いただけのものだそうだ」


全員の視線がアディに集まる。

アディはケロリとした表情で答えた。

「そうだよ?資料のない会議って締まらないじゃない?」


脱力により机に突っ伏すものが大半。

無言で天井を見上げた人もいた。


諦めたような表情でギルマスが話を進めた。

「そうか。まぁゴブリンの〈大暴走〉と確定しただけ良しとしよう。

討伐参加希望者は挙手をしてくれ。それ以外は防衛をお願いする。」


参加者のほぼ全員が挙手をした。

手を挙げていないのはアディを含め2人だけ。

そうアグラディアだ。


「うん。防衛は2名だけか。他に残ってくれるものはいないか?」


兎獣人と思われる女性が一言。

「さっさと討伐すれば問題ない。この怒り解消せずにいられないわ」

それに同調する人が無言で首肯する。


それを見たギルマスも諦めたように、

「了解した。防衛班は自由に動いてくれて構わない。

討伐班は、速やかに対象討伐後、全力で殲滅する。それでいいな?」


参加者の咆哮で、会議室の中が圧倒的な音に支配される。

・・・うるさい。


《ワールド:〈防衛クエスト・始まりの街/アデーレの防衛〉が進行しました》

《ワールド:クエスト参加者は防衛準備を開始してください》

《ワールド:防衛クエスト開始時刻まで残り20分です》





NAME:伊舎那イザナ

RACE :ヒューマン/7〈1〉

AGE:15 /15〈0〉


Job:魔力使い/6〈1〉

Sab:薬士/3〈1〉

残JP〈0〉


HP:45 〈0〉

MP:199〈17〉[+120]合計値:336

SP : 90 〈5〉


STR:(筋力) 5 〈〉

VIT:(頑強) 5 〈〉

AGI :(敏捷)   5 〈〉

DEX:(器用 ) 14〈1〉(+1)New!

INT:(知力) 31〈3〉(+3)New!

MID:(精神) 15〈1〉(+2)New!

LUC:(幸運) 5 〈〉

残ステータスポイント〈0〉

スキル

Job

魔力系

〈魔力操作/6〉〈術/6〉〈魔力術〉

〈属性適正〉

〈火属性魔法〉〈風属性魔法〉

生産系

〈調合/2〉〈錬金〉

Status

〈器用強化〉〈知力強化〉〈精神強化〉

Common

〈採取〉〈植物知識/2〉〈鑑定〉〈識別〉

称号

〈術〉の入門者/1〈1〉:MPに〈術〉x10の追加補正

〈魔力〉の入門者/1〈1〉:MPに魔力系スキルx10の追加補正

〈火属性〉の入門者/1〈1〉:火属性使用時、消費MP:〈1〉減 

〈風属性〉の入門者/1〈1〉:風属性使用時、消費MP:〈1〉減 

〈魔法使い/見習い〉/1〈1〉:魔法スキル使用時、消費MP:〈1〉減

〈アドリアーナの弟子〉/1〈1〉:MPに+10補正

※消費MP:〈1〉以下にはならない

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