第313話 ひなちゃん、ベビーベッドからお引越し
ひなちゃんのベビーベッドからのお引越しのお話をしたいと思います。
ひなちゃんは、粗2歳違いの兄のゆうちゃんがいましたので、産まれる前から、両親は心配して、ベビーベッドを用意しようと考えていました。ゆうちゃんは、布団で川の字に添い寝だったけれども、お腹の赤ちゃんが産まれたら、ゆうちゃんは特に寝相が悪いので、寝ている間に潰されてしまったり、あんよが始まったのがゆうちゃんが1歳9ヶ月の時からなので、覚束ない足取りで部屋を歩いていて、間違って、お家に来た赤ちゃんを踏んでしまってはいけないからと言うのが理由です。
ひなちゃんのベビーベッドは、私の実母の出産祝いとして、出産前に私達がアカチャンホンポで買って来たベビーベッドの代金を後から出して貰いました。
買ったベビーベッドは、ミッフィーちゃんの白いもので、左右は柵になっており、下に収納があり、中央の柵は手前に倒れて、中の物を出し入れ出来、段階的にベッドの高さを変えられるものです。とても可愛いですよ。
ひなちゃんのお布団は、ゆうちゃんのお下がりで、西川のウィズ ミッフィーの緑のものです。
その時のお話なのですが、お布団は、私が急に出産する準備で検査入院した為、夫が、「これだよね?」と携帯電話の写真を撮って来て相談して選んだもので、同じシリーズでピンクとかはあったのですが、緑はなくて、アカチャンホンポでお取り寄せになって迄買ったものです。何故緑かは、「生まれて来る赤ちゃん、ゆうちゃんには、優しい子になって欲しい。ゆうちゃんカラーは緑だよね」と妊婦の時に考えていたからです。
所が、ひなちゃんが産まれてから、お家に帰って、ベビーベッドに寝かせると、ガン泣きするのです。「平らなのが、気に入らないのでしょうか?」と夫婦で首を傾げました。
そこで、早めにバウンサーをアカチャンホンポで3,000円位で求めました。バウンサーの黄色いシートに、ゆうちゃんのハイチェアー用の長細い形でベルト通し付きウィズ ミッフィーの緑の座布団を乗せると、華やいで可愛らしくなりました。ひなちゃんは、とても気に入ってくれて、パパやママが足でバウンサーの下にあるバーを押して揺ら揺らさせると、その内にねんこんします。これは、いい物に出会ったと思いました。
それが、ひなちゃんが、生後4ヵ月で、もう生後5ヵ月に入ろうとしている時に、バウンサーで揺らされるのが嫌いになり、次第に、バウンサーに寝かされるのも嫌いになりました。
そこで、今日はお天気もいいので、模様替えをしようと言う事になりました。
ひなちゃんのベビーベッドは、取り敢えず仕舞う所がないので、その侭にして、ベビー布団だけお引越しをして、ベビーベッドの上から下に降ろしました。
パパやママやゆうちゃんの寝る順番も変えなくてはなりません。窓際から、キッチンへ向かって、「ママ、ゆうちゃん、パパ」だったのを、「パパ、ゆうちゃん、ママ、そしてひなちゃん」になりました。ですから、パパとママの布団だけを入れ替えました。ゆうちゃんは、パパの布団もママの布団もなく、自由な人なので、何処でも、両親の間なら寝ています。
今日、早速、午睡しました。
ひなちゃんは、ゆうちゃんに潰される事もなく、すやすやと。ゆうちゃんは、自由な人の侭で。年中寝不足のパパもたまにはお休みを。いつも爆睡してしまうママも又もや爆睡を。そんな感じでねんこんしました。
今晩から、気を付け乍新しいお部屋でねんこんします。
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