第144話 志惟七ちゃん信号
☆65 志惟七ちゃん信号
2003/09/12 Fri.(生後110日)
志惟七ちゃん信号を渡る!
午前六時から七時に、私一人で、志惟七ちゃんをお散歩に連れて行きました。
出発前に、玄関で父に会い、志惟七ちゃんがじゃれ付きました。
父は動物が好きではないので、嫌がっているのか、可愛がっているのか分かりませんでした。
コンビニから駐車場へ志惟七ちゃんが自分で歩いて信号を渡りました。
駐車場では主人が仕事をしていました。
叔父にも会い、「草叢にはダニが居るから、体を擦っていてぷつっとあったら気をつけた方が良い」との事でした。
志惟七ちゃんは草の香りを嗅ぐのが好きなので、気を付けなければならないと思いました。
駐車場の中をリードを付けて、自由にぐるぐると回って遊んでいました。
勿論、草と車には気をつけました
私と志惟七ちゃんとで、駐車場の周りで遊んでいると、この間お会いした知らないおじさんに、「おじさんのこと、覚えていてくれたのかな?」と可愛がって貰いました。
主人に別れを告げて、自宅へと向かいました。
コースは、歩道を歩いてポストを回って、Kさん宅を曲がって真っ直ぐ自宅でした。
歩道からポストへ行くには信号を渡らなければなりませんでした。
志惟七ちゃんは、車が通り過ぎるまでじっと待って、歩いて信号を渡り、ポストへ向かいました。
褒めてあげたかったのですが、たったと走っていたので、そのまま自宅までノンストップでした。
自宅へ帰って来ると、母を起こしに志惟七ちゃんを導きましたが、「まだ、寝ていたい」と母が言うので、仕方なしに二階へ行き、ケージに入れました。
志惟七ちゃんは何かを待っているような顔をしていました。
私は、「ああ、いつものご褒美か」と思って、お座りをさせて、待てを少しさせて、躾用おやつを与えました。
午後七時半に、主人と私とで、志惟七ちゃんをお散歩に連れて行きました。
仕事帰りの主人とはコンビニまでの途上で合流しました。
コースは朝と少しだけ違います。
駐車場には寄りませんでした。
私は志惟七ちゃんと歩いて信号を渡りましたが、主人は赤になったので、反対側を歩きました。
ポストまでも上手に信号を渡れました。
そこからは、志惟七ちゃんはダッシュしましたので、私はKさん宅を曲がって来たのですが、主人は、隣家のNさん宅で待っていました。
ちょっとずるいと思いました。
帰宅すると、父母がいて、志惟七ちゃんは大はしゃぎでした。
信号を渡れて偉いね、志惟七ちゃん……。
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