第17節 嬉ション
第145話 志惟七ちゃん喜
☆66 志惟七ちゃん喜
2003/09/13 Sat.(生後111日)
志惟七ちゃん嬉ション予防の秘密!
志惟七ちゃんは、フィラリア予防剤を貰いにK動物病院へ行きました。
体重は2.9kgでした。
痩せて見えるけれども、体重は充分なようでした。
お腹が凹んでいる体型の方が良いとのことでした。
腹見せをして、尻尾をぷりぷり振って、尿漏れをするのは、嬉ションと言うそうです。
私だけにしないのは、飼い主さんに可愛がって貰うスタイルを知っているからと言うことでした。
主人がお腹を擦っても、嬉ションはしませんでした。
知らない人間さん程、興奮して、するようでした。
志惟七ちゃんは、今、社会的なことを身に着ける時期なので、嬉ションをさせない為には、引っ繰り返る腹見せは、服従のポーズだから、それは構わないで、特に尿をした後、お腹を触ったりしない、尿が出たら無視する等をして、叱らないで、駄目だと言うことを教えないと、興奮すると出る、嬉ションが大人になれば自然と治るものが治らないで、女の子は元々、尿道が太く短いし、おねしょをし易いので、それと同様に、癖になるといけないとのことでした。
志惟七ちゃんは社交的な犬さんで、人間さんにも犬さんにも、仲間意識が高いと言うことでした。
大便をすると吠えると言うのは、綺麗好きな犬さんならよくあるとのことでした。
飼い主さんが気にならないなら、静かになってから、行くとか、志惟七ちゃんを呼んでから行くとかすれば良いそうでした。
しかし、志惟七ちゃんはケージに入れたままでした。
叱ると隠れてするようになるとのことでした。
電話のベルや来客で吠えたりするのは、原因があってのことだからだそうでした。
嬉ションも原因があって結果があるとのことでした。
バウリンガルも吠えなければ、サインにならないそうでした。
犬の気持ちを伝えるには、吠えるのを止めさせることは良くないとのことでした。
液状のフィラリア予防剤を貰って来ました。
来月も13日に飲ませるのですが、病院が休みなので、前日までに来院して欲しいとのことでした。
フィラリア予防剤代に500円掛かりました。
母の車で帰宅後、休ませたら、フィラリア予防剤を投薬しました。
美味しそうに飲んでいました。
午後二時半から三時半に、私一人で、志惟七ちゃんをお散歩に連れて行きました。
コースは、何時もと全く異なって、涼しい所を選んで、今まで歩いた道や、行ったことのない道までに渡り、自由に何度も様々に歩きました。
途中、私は、自動販売機で、アイソトニック系のジュースを買って、飲みました。
志惟七ちゃんには、冷えた缶を当ててやった所、顔を涼しそうにし、少しだけ私の手にとって、与えた所、ぺろぺろと舐めました。
自由に歩いたせいか、同じ犬さんに何度も会ったり、様々な人や車に会いました。
志惟七ちゃんの犬さんへの意識は、高いようでした。
離れて、じっと見つめていました。
志惟七ちゃんが休んでいても、人間さんを見ると、後をついて行きたそうなので、私がお尻を触って促してやると、起き上がり、歩き出しました。
途中、コンビニから子供さん連れの知らない奥さんが出て来て、志惟七ちゃんは、遊びたそうにしていました。
でも、すれ違いに会ったときに制して、寄り付かないようにしましたが、奥さんの方から、寄って来られたので、志惟七ちゃんの首輪を押さえて、ぎりぎりまで近付かないで、腹見せをして嬉ションをしないように気を付けました。
やれば、できるではないですか。
志惟七ちゃんは、車が来ると、避けて、止まりました。
お利口さんだと思いました。
フィラリアの心配がなくなったし、嬉ションの予防法も分かって良かったね、志惟七ちゃん……。
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