ドアについてる蛾とかカミキリとか、怖いですよね。私もカブトムシとクワガタ以外触れない虫嫌いの人間ですが、かと言って殺すのも嫌です。蚊や小蝿でも。一寸の虫にも五分の魂、というよりも自分の良心の問題なのですが...
身近で些細なテーマを扱っているのに考えさせられる作品でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
あの時ドアについた虫というのがまさしく茶色の蛾でした。
今も苦手意識は抜けませんが、どうしてあの時逃せなかったのか。殺さない選択は選べなかったのかと思うと、感情に支配された自分にも無感情に殺すという行為にも疑問が浮かびます。
小さな頃にそうした経験をできたのは(あの蛾には申し訳ないですが)本当に幸運だと思います。
最後の一文は今の「ぼく」が書いたのでしょうか。「こわい」が「怖い」になっていますものね。
私も虫が苦手です。大きい虫も小さい虫も平等に苦手です。なぜ苦手なのかも分からないくらいに苦手なのです。不思議ですよね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
久々に読み返してみておっしゃる通りだなと僕自身驚きました。
文章の内容も難しい表現を含んだものとなっていて、あの当時を思い出していた僕自身の気持ちがいつの間にか表に出ていたんだなと実感しました。
僕もやはり虫は苦手です。その気持ちはこのお話のなかの「ぼく」のころと変わりません。でもやっぱりそこに命があると意識できるようになった今だからこそその命を簡単に殺すのはまた怖いなと感じます。
虫が苦手なのは仕方がありませんが、もしよかったらお外に逃がしてやって下さい。僕も頑張りますから