第8話 探検

これからどうしようか?


美味しいケーキあるけど、甘いのいけます?

いけるなら、私の家にくる?


え、甘いの大好き


会計を足早に済まして、重たい木の戸を開けた


なんか、軽かった。


ごちそうさま いいの?おごってもらって?

ごちそうになります いいよ! 僕は

彼女の鞄を持ち、神秘のお部屋に向かった


彼女のお部屋は4階の角部屋だった


部屋少し散らかってるかも

いいよ、気にしないで


神秘のベールははがされた

女性らしい、可愛いらしい熊のぬいぐるみ、

ピンクのカーテン、ピンクのベッドに黄色のストライプの布団が目に入ってきた。


戸が閉まると、同時に

僕は松井さんを手繰り寄せ、

驚きで固まった彼女のくちびるを奪った


そして、彼女の温かみと柔らかさ、そして

更に柔らかな中を無我夢中で探検した


切望が現実となり、想像を超えた





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