第2話 ひび

食事できました パパ 起きて

妻に促されて、渋々起床の朝6時

パパ、洗濯機に汚れものいれたら、

まわして。私は子供たちの学校の準備するから。

と妻 美和子。幸生の朝はこのやりとりから

はじまる。結婚して9年。

 最近、相手してくれないね。と幸生。

朝からやめて。夫婦それだけじゃないよね。

家事で疲れているの。子育て手伝わないくせに。

と不快感あらわの美和子。

専業主婦なんだから、働いている女性とか

もっと大変だよ。俺も今の会社、激務だから

いつまでいれるかわからないよ。と幸生。

辞めたら、家のローンや教育費どうするの。

なら、働いたら。会社の女性、共稼ぎで

子育てしてるよ。と幸生。

 私にこれ以上、働けというの?そもそも、

専業主婦でいいからいうから結婚したのよ。

わかる?と美和子。 

違うよ。子供が小さいうちは専業主婦でいいよ

といったよ。と幸生。

まだ、小さいじゃない、小学4年生よ。

だから、相手にしたくないの。

早く、仕事に行ったら。と美和子。

 幸生の心の苛つきは、募るばかりであった。







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