お題を出されると、つい応えたくなる

 お題を出されると、つい応えたくなる人〜! はーい!


 リチャード三太郎さんが、おもしろい自主企画を立ち上げてます。


「してないけど、えっちです。」

 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054935671706


 えー。もう、これ参加するしかないじゃないか! と3時間くらいで短編書いちゃったよ。


「また会いましょう」3000字くらい短いやつです。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054935680025/episodes/1177354054935683937


 普段は、何日か置いて推敲してから出すんですけど、今回はもうそのまま出します。あとで「ひぃぃぃぃ」と悶絶しても知りません。


 なぜかって? 改稿作業をサボっているからです! テスト前になると無性に部屋中を掃除したくなる気持ちで書いちゃったんだと思います。だからもう、さっさと終わらせました。楽しかったです。サンタローさんありがと!


 さて、タイトルにちなんで、バーバラ・シャーという方のTEDトークで聞いた話を紹介します。


 人間は他人が「望み」と「それをさえぎる障害」をセットで提示すると、全力で解決したくなるそうです。それを知ったバーバラさんは、あかの他人が集まって、誰かの望みを障害とセットで聞く、ワークショップを開くようになりました。


 彼女のワークショップで、ある女性(Aさんとします)がこう言いました。


「私の夢はクルーズで旅行することです。でもできません。なぜかというと、お金がありません。それから、娘が病気で、一人で置いて行けません。」


 そうすると、ワークショップの参加者の一人が言いました。


「え! 実は僕は、クルーズ旅行の券が当たったんですが、クルーズ好きじゃないんですよ。あげますよ。」

 

 そうすると、もう一人の参加者が言いました。


「私、看護師なんですが、今の勤め先では、一年に5日間プロボノで(公共善のために無償で)働けるんです。娘さんを泊まりで看れますよ。」


 ということで、Aさんはクルーズ旅行に行くことができるようになりました。


 そこで、参加者の一人がAさんに尋ねました。


「ところで、娘さんはどんな病気なんですか?」


「お恥ずかしい話なんですけど、ストーカー行為に合って、精神的に不安定になってしまったんです。」


 Aさんがそういうと、また違う参加者が手を挙げました。


「僕は警察官なんですけど、あとで詳しくお話を聞かせてください。」


 ちゃんちゃん♪ ウソのようなホントの話です。ってホントかよ。(笑)


 こんなにうまく事が運ぶことが、本当にあるのかはわかりませんが、ポロっと言った望みが、まわりの人の助けで叶うことは、ありそうですよね。人間は、お題を出されると、つい応えたくなっちゃうんですね、きっと。


追記:「また会いましょう」をすでに読んでくださった読者さま、どうもありがとうございました。こっちが恐縮するくらい暖かいコメントをいただいて感無量です。

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