おっぱいとおっぱいの間
5歳になる息子は、いまだにママのおっぱいが大好きです。もう飲まないんですけどね。夜おやすみのキスをする時だけ、さわっていいことになってます。
これさー、何歳までやんのかなー。別に誰に迷惑をかけてるもんでもないし、やめさせなくてもいっかなー、と思っていますが、いつ卒業するのかわかりません。
で、夫に聞いてみたわけです。
「男の子が、ママのおっぱいじゃなくて、若いおねえちゃんのおっぱいに興味がでるのって、何歳くらい?」
夫、渋い顔で考え込みました。
「10歳くらい? いや、8歳くらいかも……。」
うーん。息子がママのおっぱいをさわらなくなるのが例えば6歳だとしても、その後も数年は好きかもしんない。ってことは、「ママのおっぱい」と「おねえさんのおっぱい」の間にギャップなし? おっぱいからおっぱいへ、シームレスなトランジッション? って無駄に横文字使ってみた。ストレートの男の子は、オギャーと生まれたその日から、ずっとギャップなしで一生おっぱいが好きってこと?
でね、気づいたんですよ。私は根本から間違っていたことに。
息子はママのおっぱいが好きなんじゃない。おっぱいが好きなんです! おっぱいに貴賎なし。天はおっぱいの上におっぱいを造らずおっぱいの下におっぱいを造らず。
保育園の先生方がおっしゃってました。男の子も女の子も、園児はスキあらばおっぱいを触ってくると。
万人のおっぱいを平等に愛する男の子が、若いおねえさんのおっぱいに特化して目を向け始めるのが、早くて8歳くらいってことですね。だからね、ストレートの男の子は、ずーっとおっぱいが好きなんです。ある年齢になると、おっぱいのストライクゾーンがちょっと狭くなるだけです。そのストライクゾーンに、ママのおっぱいが入っちゃ、さすがにアカンやろ。
これね、世の中にある数少ない真理の1つだと思います。
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