こわい思い
かしこまりこは、常に、無駄にこわい思いをしています。
例えば、息子が生まれたばかりのころ。
「ちっちゃいなぁ。これ、洗濯機の中にすっぽり入るな。は! 私の頭がおかしくなって、一緒に洗っちゃったらどうしよう?! ひぃぃぃぃー!!!」
なんて想像をしては恐怖におののいておりました。
そして例えば、パスタを茹でるために大鍋でお湯をグラグラ沸かしているとき。
「このお湯で今すぐ顔を洗え。とか命じられる立場じゃなくてよかった。ひぃぃぃぃぃー!!!」
なんて、パスタ茹でるたびに想像してしまいます。っていうか、どういう時代のどういう設定なんですかね?
さらに例えば、小学校の工作の時間。彫刻刀を使って版画を作っているとき。
「彫刻刀で、太ももを削ったら痛そうだな。ひぃぃぃぃー!!!」
なんて思っては、彫刻刀を持つ手が震えておりました。この妄想癖は幼少の頃からです。ええ。
想像するだけですよ。実際に息子を洗濯機に入れたり、顔を熱湯で洗ったり、彫刻刀で太ももを削ったりしたことは一度もありません! (←当たり前だ!)
心理カウンセラーの友人に、ネタ的にこの話をしたところ、「そういうのは、別に変なことじゃない。けっこうみんなやってることだよ。」と言っていましたが、「じゃあ、◯◯(←その友人の名前)も、そういう想像する?」と聞いたら、「うーん。私はしないかな。」と言っていました。心理カウンセラーの言葉とか信用するもんじゃねぇな。
こういうことする人、カクヨム村には大勢いそう、て思うんだけど、どうですかね。妄想でこわい思いやら、悲しい思いやら、無駄にしてる人いません?
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