書けないとき
書けないとき、あります。書いたそばから、自分の書いている文章がどうでもいい。何書いても、面白くない。書き手としての自分のエネルギーもないし、読み手としての自分のバッテリーもない。
だいたい、私の場合、疲れてるときです。寝れば治ります。
が!
「そういうときこそ書いた方がいい」という作家さんがいます。ジョイス・キャロル・オーツさん。今82歳で現役です。何十年もベストセラーを生み続けてきた、超大御所です! とか言いつつ、一冊も著書を読んでいないかしこまりこ。(買ってはあるから、読もうね、自分。)
彼女がやる「短編小説の書き方」のオンラインコースがあり、それを受講したのが直近のきっかけで、小説を書き始めるのに至りました。役に立つテクニックやアイディア満載なんですが、その中の一つに「様々な状況の時に書いてみる」というものがありました。
「熱があるときに書きなさい。」「もう寝る準備をしてて、寝よう、と思ってる時に書きなさい。」「夜中に書きなさい。」「朝早く起きて書きなさい。」「昼間に誰にも邪魔されない時間を作って書きなさい。」
「おいおい、ジョイス、それじゃあ24時間書きっ放しじゃないか。小説家じゃないんだから、YO!」なんて、寒いアメリカン・ジョークを言いたくなりました。
精神状態や時間帯が違うと、書けるものが違う。平常心じゃ書けない、意外なものが書ける時がある。とのことでした。私は新人アマチュアライターなので、ただ「へー。」と感心しただけで終わりました。
結局、私はまだ試していないテクニックなんですけど、今後、このエッセイが書けない時に、試してみたいと思える、ちょっと執筆を気楽にしてくれるアイディアなのでした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます