LGBTQ(IA+)
タイトル見て「なんじゃこら〜」と思った読者さまもいれば、「あー、アレね」と思った読者さまもいらっしゃるのではないかと……。
LGBTQ(IA+)は、Lesbian, Gay, Bisexual, Transgender, Queer, Intersex, Asexual, and more の略語です。至極大雑把に言ってしまえば、性的なマイノリティーを
ちょっと前まではLGBTだけでよかったんですよ。そうすると、それに入りきらないマイノリティーの方達がでてきました。もともと、「みんな仲間に入れようぜ!」という趣旨もあった略語だったので、どんどん入れてったら入りきらなくなってきて、+をつけた……んだと思います。略語として成立してんだかしてないんだか、わからないくらい長くなったゆえんです。短い間に表記がコロコロ変わってきた略語でもあるので、また変わる可能性アリです。
さて、ここまでは長い前振りです。私はストレートの女性ですが、私のまわりはLGBTQ(IA+)人口が多いです。おそらく、住んでいる場所や働いている業界が、LGBTQ(IA+)に人気があるというのが主な理由です。今の職場の同僚は7割ストレートで、3割LGBTQ(IA+)な感じです。オーストラリアでは同性結婚が認められているので、妻がいる女性の同僚もいるし、夫がいる男性の知り合いもいます。ママさんグループで、ダブルママのカップルに遭遇したこともあります。
信じたくないくらい何年も前の学生時代、LGBTQ(IA+)のメッカみたいな場所にあるパンケーキ屋さんでアルバイトをしていたことがあります。支店長が選りすぐって採用してんじゃないかなぁー、と勘ぐりたくなるほど、LGBTQ(IA+)率が高い職場で、LGBTQ(IA+)が8割でストレートが2割くらいでした。
ストレートがマイノリティーの職場で、ただそれだけの理由で、キッチンで働いていたストレートの男の子といい感じになった記憶があります(笑)。もう名前も忘れてしまいましたが、今頃どうしてるのかなーと、これ書いてて思いました。イタリア系のオーストラリア人で、私の名前の発音がとっても上手だったんですよ。イタリア語が母国語の人は、日本語の「らりるれろ」の発音が日本語と近いです(自分調べ)。もう、若かったので、それだけで「きゅん」ときました。
その男の子と、何があったというわけでもないです。手を繋いだくらいです。おばさんになった今、あの「手を繋ぐだけ」みたいなシチュが「一番萌えるんだよ!」と言いたい。あ、言っちゃった。
わけのわからない略語で始まり、わけのわからないおばさんの思い出話で終わります。悪しからず。
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